第1203話 さらば大門軍団

#1203 さらば大門軍団

*[その他]

■ 1 ■ その他

●渡 哲也 亡くなる
・渡哲也と言えば、西部警察の大門。ギラっとした眼チカラがあり、迫力のある俳優でした。
・「大都会PART2のDVDも買わないとな」と思っていたことを思い出しました。
・王子たちに渡哲也を説明するために、西部警察から説明しようとしたものの「毎回火薬の量が半端ないバクハツがある警察ドラマ」程度の説明しかできず、全く伝わりませんでした。

■ 2 ■ プロ野球

●ヤクルト小川、ノーヒットノーラン
・なぜか私のところに知人数人から称賛のメールをいただきました。もちろん、私が偉業を成し遂げたわけではありません。

■ 3 ■ 読書

●大宰相(9巻・10巻)
「漫画版小説吉田学校」もいよいよ終幕。第9巻は鈴木善幸、最終10巻は中曽根が表紙。
鈴木善幸が総理になったいきさつは、前代の大平首相の病死によるもので、当初から「中継ぎ内閣」の色彩が強かった。
若い中曽根が「いつかは首相に」ということで党内で必然路線になっていたが、まだ時期尚早として中曽根の登板は見送られた。
鈴木善幸も最後は総裁選の出馬をあきらめ、結果中曽根大勝で中曽根内閣が誕生。
1982年11月から1987年11月までの5年間、長期政権を築くことになるが、本作は中曽根内閣誕生後、角栄が実質的に政治から退陣したところで幕となっている。

●クイズ100人にききました 1979年4月~1992年9月
小学生のころ、この番組で主題された問題が本になって、家庭内や友人の間で「100人にききました」ができるようになった。
もともとこのクイズ番組は関口宏が司会で、クイズに挑戦する3組程度の家族チーム(4-5人)が1位とハワイ旅行めざすというもの。
この番組はクイズ番組であるものの、問題はすべて「100人に聞いた結果のアンケート回答結果」で、アンケート問題を回答者にそのままだし、回答の多かった10位以内の答えを当てるというもの。
回答者は家族なのでそれぞれ順番に回答をするが、家族5人というのもミソで、両親とクイズ回答ができる程度の子供だけでは5人そろわない。
必然的に祖父・祖母がチームに加わることが多くなる。
そんな中、ハワイ旅行がかかった最終問題「トラベルチャンス」での問題でなぜか印象深く覚えているのが「現内閣の中曽根さんの次の総理大臣は誰?」というもの。
まだ中曽根内閣になってそれほど時間のたってないときだと思うので、1983年(昭和58年)ごろのテレビ放映だったか。
この問題でハワイ旅行がかかった大一番、最終回答者におじいちゃんが登場。
当初から珍回答を連発しており、回答前に「おねがい!おじいちゃん!」という家族の願いが聞こえてくるようだった。
ここでおじいちゃん、「鈴木善幸!」と大音声で回答。
政治の問題だけに微妙な回答ではあったが、大宰相を読んだ限りでは「ない」。
家族の反応からは「やっちゃった感」がしんみりと表れていて、司会者の関口宏も口元を若干緩めながら「鈴木善幸、返り咲き!行ってみましょう!」と回答発表を促した。
案の定「ブーッ」のブザー音が鳴って、回答ランキング10位以内に入っていないことが明らかになり、ハワイ旅行獲得とはならなかった。
たしか回答には三木武夫などもあったので、まだ中曽根内閣が長期政権になるとはあまり思われなかった時期の問題だったかと思う。

■ 4 ■ テレビ

ウルトラマン
EDテーマを玉置成美が歌っていることをこないだ気がつきました。
20年くらい前は毎週聞いていたけど、当時とあんまり声も変わってない。
歌の調子も変わってないけどね。

■ 5 ■ その他

のび太の新恐竜
第2王子が非常に楽しみにしていて、王子と一緒に映画館に行く予定が変更になり、最終的に代打になったのは私。
ドラえもんの映画を映画館で観るのは学生のときの「オールナイトドラえもん」以来だな。
(※新作映画1本のほか、のび太の恐竜から劇場版ドラえもんをすべてオールナイトで上映。まだ劇場版の制作本数がそんなになかった時代だからできたイベント)
新作以外の劇場版はテレビなどで放送していたのをみているし、原作漫画も読んだのですじはすべて承知の上。
夜中2-3時頃は寝てしまったと思うが、朝6時頃映画館を出て池袋駅へ向かう途中、新作映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の前に行列ができていたのを見た覚えがある。
ちなみに中学生の時、クラスの友人数名と渋谷の五島プラネタリウムの映画館に新作映画ウルトラマンゾフィーを観に行ったことがある。
当然余裕で中に入ることができたが、上映階の途中、新作映画「風の谷のナウシカ」の上映階では上映を待ちわびる行列を横目に階段を上がっていった覚えがある。

さて、ネタバレになりますが、新作の感想を。
・恐竜のデザインは最新の研究に基づいたもので、リアルで迫力があった。作中はいろんな恐竜を前にピンチになるシーンが多く、ハラハラすることが多かった(ハラハラで結構疲れた)。
・感動を呼ぶシーンをストーリーの自然の流れではなく、作っている感がある。
・「未来に大きな影響を及ぼしそうなもの」を大量に置いて行ってしまっているが、本当にこれでいいんだろうか。
藤子F不二夫原作であれば、このへんのプロットは結構しっかりしていると思うので、このようなことはないと思うんだけど。
・全体的な構成も含めて、個人的には「ピー助」編のほうが好きだなあ。