第1367話 大人の休日倶楽部日帰り旅行1日目

*[その他]

#1367 大人の休日倶楽部日帰り旅行1日目

■ 1 ■ その他

6月20日木曜日。
休みを取って乗りつぶし旅行に出かけることに。

(1)ルート決定に至るまで
以前、新宿~松本~長野のルートで日帰りをしたが、この時の収穫は松本城観光、松本電鉄篠ノ井線北陸新幹線の一部・長野新幹線にあたる区間
松本城観光後、蕎麦屋「みよ田」で蕎麦コースを食べて満足をしたが、駅まで移動する際に馬肉の店を発見。
後日たまたま背番号21番さんに「この店行ったんですよ」と説明を受け、良店であることがうかがえた。
今回は同じ松本・長野ルートで松本で馬肉を食べた後、すぐに長野へ移動し長野電鉄を乗りつぶす案を考えた。
時間的に余裕があるし、過密日程でも何でもなく、ゆったりした「お旅行」になってしまう。
もっと過密にできないか。未乗区間をもっと消化できないか。
路線図をみながら修正案を考えていると、小海線上田電鉄が目にとまった。

(2)出来上がったルート(既述)
新宿800(あずさ5号)953小淵沢1007(小諸線)1216小諸1243(しなの鉄道・旧信越本線
1304上田1316(上田電鉄別所線)1344別所温泉1401(復路)1430上田1450(しなの鉄道・JR)
1535長野1646(長野電鉄・特急)1733湯田中1751(復路・特急)1844長野1905(かがやき514号)2023東京

(3)小海線
小淵沢から小諸まで、日本一高いところにある野辺山駅、平成バブルの時に社員旅行できた覚えのある清里、など高原列車のイメージしかない路線。スマホを使い始めてから乗車中は時刻表ではなくスマホの地形図をみるようになり、路線沿線の地形と風景を観比べるようになった。
小海線小淵沢を出てすぐに勾配を登り始め、あっという間に中央本線がはるか下に。このまま八ヶ岳方面に向かって右左に蛇行しながら登り続ける。
・高原列車は行くよ、の歌はこの線のためにあるんじゃないかと思うほどのどか。平成バブルのイメージがある清里の駅前はさすがにおしゃれな店が並んでいたが、往年の華やかさはなくなっているのかと思う。
・次の野辺山は国内の駅の中で一番標高が高いところにある駅。小学生の時からケイブンシャの大百科で刷り込まれてきた知識。
見晴らしの良い、スリル満点の場所かと思ったらそうではなく、標高が高いながらも広い平坦地があり、そこにある駅。
別に見晴らしがいいわけではない。
・リュックを背負った年配客が降りた後、信濃川上西アジア系の学生?労働者?若い人たちが複数乗ってきた。山あいに千曲川が流れるところに平日の昼間この時間に乗ってくるのはなぜ?>海瀬駅でみな下車する。
小淵沢からの乗車客は小海まででほぼ入れ替わり、山あいを抜けた青沼・臼田あたりから人が徐々に乗り込んでくる。
 とちゅう中込駅で人がどっと乗ってきて、佐久市の中心部であることが実感できた。>地図を見ると駅近隣にコンビニが。
・この平野部に住む人たちに必要とされている小海線、なのだろうね。この客層も佐久平駅(新幹線乗換駅)でさらに入れ替わる。
 新幹線から乗り換えてきた客とほぼ入れ替わり、終点の小諸まで。
佐久平駅の手前で小海線が高架になったので不思議に思ったが、軽井沢方面からの新幹線が駅の手前でトンネルを出たばかりで高度がとれず、新幹線駅が平地に小海線が高架に。
小諸駅しなの鉄道(旧信越本線)に乗り換え。新幹線開業前は華やかりし特急電車が停車していた小諸駅も、新幹線のルートをはずれてからはずいぶんとさみしくなってしまったようだ。

(4)上田電鉄
上田駅から上田電鉄の乗り換え。事前に調べておいたが、上田から別所温泉までの往復料金と同じ値段のフリー切符がある。
 改札目の前の券売機でフリー切符が見当たらず、窓口で購入。
 新卒のおねいさん?とおもわれる若い女性職員さんで、小柄ながらきりっとしていて説明も的確。
 「いま期間限定で特別なデザインのフリー切符になっているんですよ」と説明してくれた。
 「おおやった、ラッキー!」と思わずつぶやいてしまったが、
 ●フリー切符は沿線に自由に乗り降りしてもらって、沿線の観光をしてもらうためのもの。
 ●フリー切符もさながら、一緒にくれた「廃線55年リマインド丸子線閉業55年記念」のリメイク記念切符(4枚入り)も素晴らしい
 なのに1往復してすぐ帰るだけの一元客であることを見抜かれてしまったような気がして、申し訳ない気持ちが起こった。
 これは以前、岳南電鉄のフリー切符と沿線クイズイベントをスマホでクリアてしまったことを悔いる気持ちにつながった。

(5)しなの鉄道
・上田から長野(篠ノ井に至るまでは未乗区間
 この辺の学生さんは髪も染めてないし厚化粧もしてないし、なにか昔(バブル前)を思い出すなあと思っていたら、長野行115系普通電車のロングシートの向かいに座っている女子高生を見て考えを改めた。
渡辺直美を意識したのではないと思うが、ぽっちゃり形で顔はまさに厚化粧。特に目元はいろいろ塗りたくって不気味に目の大きさが強調されている。
大きな桜島大根足を組んで大根をあらわにしたまま寝てしまったようで、その女子高生が目が覚めるまだ近づきがたい雰囲気が醸し出されていた。
途中駅で目を覚まし下車したのでよかったが、「オイ、テメエ何見てんだよ!」と因縁をつけられたら返答に困るところだった。
東京でもなかなか見かねない素晴らしい桜島大根を信州で見つけることができるとは、と答えるわけにいかない。
上田城をスルーするのは心苦しかったので、また再訪したいと思う。
・並走する新幹線は大きな山をトンネルで一気に長野に向かうが、しなの鉄道は山あいを縫って進んでいく。
 かつて信越本線には「あさま」「白山」など花形エル特急が疾走していたが、新幹線ルートにはとてもかなわない。かつて乗りたくても乗れなかったエル特急の車窓を楽しみながら長野到着。

(6)長野電鉄
・6分乗り換えで普通電車(湯田中行)に乗り換えることはできたが、これも事前調査でフリー切符(有料特急の自由席乗車可能)があったので、特急で湯田中を往復することにした。
長野駅の地下ホームでまずはフリー切符を買おうとすると、困った旅行客のおばあさんが「わからないのよ!」といろいろクレームをつけている最中だった。
これまた同じく新卒女性職員とおもわれるかわいい職員さんがやってきて対応したその残照でわたくしのフリー切符購入の手配をしてもらった。
・困った観光客の対応に苦慮しながら、長野電鉄(の沿線観光)を楽しんでもらおうという気持ちが伝わってくるだけに、往復しておしまいの私の目的が申し訳なく感じる。
・1時間あるので、駅ビルで(ようやくまともな)食事。蕎麦屋にしようと決めていたものの、「みよ田」でせいろ1枚とビール1杯、モツみそ焼きを注文。
 腹減ってたのでそばを速攻で食べてしまったことを後悔。
・特急に乗るために長野電鉄の地下ホームに降りると、普通電車ホームに停まっているのは東急8500系!
 東急からは引退したけど、ここでは現役!これだけでテンション上がりました。
・特急電車は小田急から譲り受けたロマンスカー小田急時代は人気席でまず座れなかった展望席がほぼ自由に!>進行方向前方の車両は指定席。後ろ側は自由席。
パノラマカーとはよくいったもんだ。
長野電鉄戦はどんどん山あいの中に。信州中野までは通勤圏らしく8500系も走っている。
 途中須坂などの要所駅で営団日比谷線3000系、そのほか旧東急、旧営団車両を多数発見。特急も旧NEX車両が別に使われている。
・特急で45分、終点湯田中着。駅前の通り、温泉町。すぐに引き返すが、6月だから明るいが秋以降は真っ暗なんだろうな。
・帰りも同じ車両で長野へ。パノラマ席で逆の景色を味わう。長野からこんなに離れてたんだ。
・温泉駅が終着駅の松本電鉄上田電鉄に比べるとかなり長い距離。
・長野でチョイ飲みするかと思ったが、明日も仕事なので最速の新幹線で帰ることにした。
みどりの窓口で「大人の休日倶楽部でしたら機械で購入できますよ。タッチパネルに触れずに乗車券をまず入れてください」
 これでだいぶ救われました。

・でもまだモトはとってないよ~>チケット代