第1168話 まさかの引っ越し

じつは週末にアパートに帰るとネットと電話がつながらなくなっており、修理に来てもらって直ったのが9日土曜日。
(原因は外部電話線の経年劣化による断線)
約2週間、ネット環境はスマホだけでした。

■ 1 ■ 読書

スピットファイア戦闘機物語(光人社NF文庫)

第2次大戦に登場し名機と言われた戦闘機はいくつかあるが、その中の1つにあげられるイギリスの「スピットファイア」。
AirForceなどでデータ化されている程度の知識しかなく、大戦初期から終盤まで(零戦のように旧式化せずに)最前線で活躍できたのはなぜか疑問ではあった。
大戦初期は各国1000馬力程度のエンジンしか持っていなかったが、終盤には2000馬力級のエンジンを持ち、搭載戦闘機を量産した国が優位に立った。
スピットファイアも搭載エンジンの変更だけでなく小改造が幾度も繰り返されているが、基礎設計がしっかりしていたために機体の大幅改造なくして発展していった。

○MK-1(1型)
登場:1938年5月 エンジン出力:1030馬力 最高時速:582キロ 航続距離:925キロ 武装7.7ミリ機関銃8挺 生産機数:1566機 
バトル・オブ・ブリテンを乗り切る原動力に。

○MK-2
1型に1175馬力のロールスロイス・マリーン12エンジンを搭載し、武装を20ミリ2、7.7ミリ4に強化。
エンジン出力:1175馬力 最高時速:595キロ 航続距離:635キロ 生産機数:920機

○MK-3
1型に1240馬力のマリーン20エンジンを搭載

○MK-5
3型の量産命令が出たころにドイツの新型Me-109F(E型よりもエンジンが強化されていて時速は600キロを突破)が現れ、3型では太刀打ちできないことが判明。
1型にマリーン45エンジン(1185馬力)を搭載し対抗することに。(3型の発注は取り消し)
エンジン出力:1185馬力 最高時速:598キロ 航続距離:635キロ 生産機数:6595機

○MK-6
ドイツのJu86高高度偵察機迎撃用に開発。
5型にマリーン47エンジン(1415馬力)を搭載。5型100機を改造。 

○MK-7
付け焼刃的な高高度戦闘機である6型とは別に本格的に高高度用戦闘機を開発。
2段2速過給器付きの1580馬力マリーン61エンジンを搭載。
エンジンの大型化、過給器搭載によるラジエーターの追加などによる設計変更、および高高度用の小改造を施す。
エンジン出力:1580馬力 最高速度:669.7キロ 航続距離:1062キロ(増槽付?) 生産機数:140機

○MK-8
5型をベースにマリーン61エンジンを搭載する機体開発に着手。
開発中にドイツ軍の新型戦闘機Fw190が出現したため、開発に時間のかかる8型の完成を待たず、9型の設計を開始。

○MK-9
マリーン61搭載の8型の開発中にFw190が出現したため、急きょ5型にマリーン61エンジンを搭載した機体を生産。
エンジン出力:1580馬力 最高速度:669キロ 航続距離:698キロ 生産機数:5674機

○MK-16
マリーンエンジンの生産をパッカード社で行い、パッカード社製エンジンを搭載した9型が16型。
風防と垂直尾翼の小改造有。生産機数:1054機

○MK-12
レーダーにかからない低空でイギリスに侵入し、爆弾を投下するFw190によるゲリラ攻撃を阻止するために、低空で高性能を発揮する機体を設計。
5型をベースに新型エンジン・グリフォンを搭載し、低高度迎撃用の12型を開発。
エンジン出力:1735馬力 最高速度:632キロ 航続距離:529キロ 生産機数:100機

○MK-14
ドイツ新型戦闘機Fw190D9が登場し9型では太刀打ちできないため、生産準備中の8型にグリフォン65エンジンを搭載。
エンジン出力:2035馬力 最高速度:706キロ 航続距離:740キロ 武装:20ミリ2 12.7ミリ2 生産機数:957機

○MK-18
応急戦闘機である14型に対し、グリフォン65搭載に耐えうる機体・主翼構造をもつ戦闘機として設計。
実戦配備は終戦後。生産機数は300機。

○MK-21、MK-22、MK-24
・MK-21
グリフォン85エンジンに耐えうる主翼を応急的な対処ではなく、新主翼を開発。武装も20ミリ4に。
生産機数122機。
・MK-22
21型の風防を水滴風防に。生産機数278機。
エンジン馬力:2045馬力 最高速度:724キロ 航続距離:933キロ 
・MK-24
燃料タンクの容量増、機関砲の射撃装置を電気式に改良。生産機数:54機

○ほか偵察型
・MK-4  
1型5型を偵察用に改造。武装撤去、燃料タンク増加等。
・MK-10、MK-11 
7型を母体に偵察用に改設計。マリーン64エンジンを搭載し与圧装置を持たせる設計であったが、開発が遅れたため与圧装置のない11型を量産。
のちに10型も完成したが、すでに活躍の場なかった。生産機数10型16機、11型476機。
・MK-13
戦況が有利になり、低高度での偵察のために5型を改造。26機。
 
新しい新型スピットを開発中にドイツの新型戦闘機が現れ、新型の開発を進めながら既存機体に新型エンジンを搭載してなんとかするということの繰り返しだが、それができるのがイギリスと日本の違い。
マリーンエンジンの相次ぐ改良、新型グリフォンエンジンの開発など戦闘機の性能を左右するエンジンを続けざまに送りだしていることも日本にはまねができなかった。
零戦の場合、一一型の完成度がすでに高く、エンジン強化などによる高速化にエンジンで対抗しようとしたが、強力なエンジンの開発も遅れ、かつ主翼の強度の問題もありスピットのような成長はできなかった。
日本の技術では零戦搭載のエンジン出力はMK-5あたりでストップしているし、終戦までに金星エンジン搭載の零戦六四型ですら実用化できなかった。
スピットファイアに関する本は一度読んでみたかったので、満足。

■ 2 ■ ゲーム

戦場のヴァルキュリアリマスター(2周目)

・1周目攻略
攻略動画をPCで観れないため、スマホで動画ではない攻略HPをみて1周目攻略。
攻略HPなしでもクリアは出来ると思うが、1手間違うと複数の戦死者が出る可能性があるので、どうしても進軍が慎重になり、かつ時間がかかってしまうため高ランクのクリアはできなくなる。
特に後半のシナリオは機関銃銃座や戦車が複数出てくるので、あらかじめ対策を練って進軍しなければならない。
結局効率的な攻略法を自分で見つけ出すには時間がかかるので、HPみたほうが早いということ。
攻略HPはあくまでも「最速・高ランククリア」を目指しているので、運に頼るところや、セーブをして失敗したらロードというのも当たり前。
とてもまねできない部分もあるので、その辺は慎重にやっていけば最速でなくとも高ランククリアが期待できる。

・2周目に突入
遊撃戦闘、ミニシナリオなども多彩で、本編以外でもクリアすべきシナリオがまだ多数残っている。
最終的には勲章を全部もらうことを狙うことになると思うが、前回やった「4」では全シナリオSランククリアが条件になっていたので、今作もおそらくそうだろう。
2周目のシナリオは1周目と敵兵などの強さが変わっていないので、兵や装備が十分に強化された2周目では簡単にクリアができる。
攻略HPをみても2周目のクリアについては「偵察兵1人にオーダーを複数かけて単身突撃させる」というものが多く、これはこれでゲームとしてダメになっているんではないだろうか。

■ 3 ■ テレビ

●ルパパト
最終回が第51話ですぐに新番組が始まるのではなく、4週間は特別番組。
次回作が始まるのは3月中旬。
3月4月の昇級時に改変してしまうと、学年が上がるタイミングで視聴者が離れることを防ぐためにこの時期は避けたんじゃなかったかな?
1年間放送して51話というのは近年では珍しいくらい長い。
たいていテレ朝系の場合はマラソンや、金属の棒を振り回す大会の中継などで3-4週間は放送をしないので、51話放送といったら実質1年以上の放送だろう。
終盤のシナリオのはよかったが、設定をうまくいかせてないのではと思うところもあったが、うけはよかったんだろうな。

シンカリオン
ようやく最終対決編に入りますとの予告が。
しかし1年以上を放送をしているので、あきらかに好評による放送延長。
セイリュウが仲間になるあたりで放送延長の気配はあり、無駄ともおもえる新キャラの登場や、ブラックの「紅」進化で当確。
こないだV3たちと飲んだ時に「あのオメガすら2年やったよね」という話にもなったが、シンカリオンは十分面白いので2年やってもいいと思う。

約束のネバーランド
第1話は衝撃だったが、それ以降のストーリーは比較的ゆっくり。
しかしコミックスがまだ15冊くらいで連載中だから、「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わることは間違いない。

■ 4 ■ プロ野球

●週べ選手名鑑号発売
・丸のFA移籍が一番大きい話題だったが、かといって巨人が優勢というわけでもない。
・まさか内海と長野が抜けるとは思わなかったが・・・プロテクトかけてないんだから仕方ない。
・毎年順位予想をやろうと思っているが、ここ数年?まったくやってないな。
・リーグ優勝した西武は菊池雄星、浅村と投打の主力が抜けあきらかに戦力はマイナス。
かといってソフトバンクも主力選手の高齢化と若手野手が出てこないことが悩みの種。

■ 5 ■ その他

更新しようとしたらまさかのブログ閉鎖のお知らせ。

中身はこちらに移行したが、タイトルが全部消えてしまった。