イタリア軍用機入門
ほとんど知識がない状態で読み始めたが、メーカー別に並べられているため、その飛行機が「失敗作なのか、主力になったのか」よくわからない。
生産機数とその飛行機の用途ぐらいは書いておいてほしかった。
イタリアの軍用機は数があるわりにどれもエンジン馬力が弱く、複葉機も多いため、どれもこれも駄作機に見えてしまう。
そもそも1943年9月に降伏してしまうので、複葉機から単葉機への以降も充分に行われず、高馬力エンジンの開発もできずに終わった感がある。
日本は金属製の単葉機(96艦戦など)の開発に成功し、かつ太平洋戦争開戦前には世界トップ水準の零戦の開発にも成功している。
高馬力エンジンもできなかったわけではなく(中島製「誉」)、基礎国力の差でアメリカに敗れ去った。
世界各国の航空機開発を特撮作品にたとえると・・・
アメリカ:「光の国から僕らのためにやってきた巨人」シリーズ
日本:流星人間●ーン。アメリカにはない秀でている点はあるが、結局バビル2世に敗北した。
イタリア:グ●ーンマンもしくはレッ●マン。みるべきものがなく、早々にうちきり。