思えばグインは中学生の頃友人の薦めで読みはじめたのがきっかけで、当時の最新刊はたしか「黒耀宮の陰謀」。
現在のような発刊ペース(2ヶ月に1冊)だととても追いつかなかったが、当時はまだ発刊ペースも遅かったし既刊本がまだ少なかったのでお小遣いで何とかなった。
グインを読んでる人は身近に何人もいて、メディアでも「放浪編」「陰謀編」などのサウンドトラックが発売されたり、ツクダホビーからはグインサーガのSLG発売された。
当時のTACTICSのレビューによると「辺境編」のラゴン・セム連合軍VSモンゴール正規軍との戦いを扱った戦術級SLGともうひとつ別舞台のSLGが2つ入っていたのではないかと思う。
グインがラゴンに救援を求めるために戦場を離れてノスフェラスを移動すると、砂嵐に巻き込まれる可能性が発生する。
グインが砂嵐に巻き込まれると、グインチットを高さ2メートルほどから落下させ、落ちたところにグインが出現するというルールがあった。
このときグインが盤外に出てしまうとグインは死亡する。現在のストーリー展開を考えると盤外にでた程度では死なないだろうと思うが、当時グインはその程度で死んでもおかしくない存在だったのだろう。
その後、ツクダホビーのファンタジーRPG「ローズtoロード」グインサーガサプリメントが発売される。
グインサーガの世界でのRPG・・・好きな人にはたまらないのだろうが、実際プレイするとグインサーガに登場する大物級のキャラにはまず会えないし(身分の問題など)、どうしても本編に沿った外伝の外伝になりがち。
やはりグインサーガは本編の大物キャラクターにこそ魅力があるので、どうなのかなあと当時は思った。
(TRPGマスター経験が長く、シナリオも凝ったものを作れる友人がいるので、その人に考えてもらったらまた違ってくるのかもしれないが。今度「もし」ということで聞いてみるかなあ)