グイン119巻購入後、ベローチェに篭って1時間半ほどで読了。
話の内容についてはそれなりに進展があったので、納得のいかない部分はあるもののヨシとするとして、グインの根幹に関する大きな事件が報じられていた。
それは「あとがき」に作者である栗本薫が癌を発症し、年末に入院および年明けに手術するはこびとなったことが書かれていたのだ。
2月である現在の時点ではヒト段落ついているかと思うが、内臓をゴッソリとってしまうのだから、体力的な衰えもさることながら、術後の生存率も決して高いとはいえない。
どこまでグインを書き続けることができるか怪しくなってきたのだ。
第29巻「闇の司祭」あとがきで最終巻「豹頭王の花嫁」に至るまでのキータイトル巻としていくつか挙げられているが、いまだ未経過のものが4つある。
・カリンクトゥムの扉(これは豹頭王の誕生前に来る予定であったようだが、予定変更があったのかいまだ登場せず)
・ランドックを求めて
・ラゴンの反乱
・ノスフェラスの彼方
このままストレートにグインについてのみ書き続けても150巻完結は難しい気配なのに・・・・。
中学3年の時(当時の最新刊は黒耀宮の陰謀)から読み続けているだけに、キッチリ完結してほしいものだ。