・「怪人二十面相」読了。ポプラ社のHPで少年探偵団シリーズがどれくらいあるのか調べてみたら50冊近くあった。
「仮面の恐怖王」は図書館で見つけてはじめて読んだ作品で、自分で買いに行ったのが「黄金の怪獣」であることを表紙で確認。
知らないタイトルも多数あったが、全部文庫になるとなるとちょっと困るなあ。

三億円事件 新潮文庫(再読)
ライダーマンからダビングしてもらった番組をみて再読。テレビと本では取材から結論に至るまでが大分違っていた。
本では三億円事件で強奪された500円札の一部が発見されたことが発端となり、情報提供者「ヨシダ」の証言から米軍基地への出入りが可能だった「ジョー」バイクの運転が巧みだった「ロク」、そして黒幕ではないかと筆者が考える「マツダ」の3人が浮かび上がってくる。
「ロク」は事件後に事故で死亡「ジョー」は行方不明(末尾の補完編で「ジョー」の死亡確認)、「マツダ」本人にインタビューを行ない、その内容が記録されているが「マツダ」はあくまでも無関係を装う。
謎の究明はなされなかったが、かなりよい線まで迫ったのではないだろうか。
ビートたけしが白バイ犯に扮したテレビドラマSPが放送されたが、この本が原版)

・グイン126巻
前巻でパロを目指してゴーラを出発したイシュトバーンが、今巻でパロに到着しリンダにあいました。以上。
いつもグインはあとがきから読むのだが、グインサーガの執筆については「体力の続く限り頑張って執筆していく」との記載があり、本人も完結するかどうか自信がないことが伺える。

・刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史 新潮文庫
まだ読了はしていないが、三億円事件に触発されて購入。
平塚刑事は戦後に発生した大犯罪の捜査にかかわった名刑事。「吉展ちゃん誘拐事件」「帝銀事件」「下山事件」「三億円事件」など。
本の半分は三億円事件がらみになるが、松本清張とは違った現場の考えが記録されているので、なかなか面白い。

なんとなく本屋で3冊購入。
・百寺巡礼第8巻 このシリーズは読みが3巻で止まってしまっているが、購入を継続中。
・追跡夕張問題 破綻した夕張市のドキュメント
ポプラ社少年探偵団シリーズ 透明怪人 これで現在発売されている文庫版はコンプリート