ichigou012009-06-14

・QED
鬼の城伝説(文庫)と諏訪の神霊(ノベルズ)を連続して読了。
鬼の城伝説は岡山が舞台で、桃太郎伝説の解釈にも話が渡り、なかなか面白かった。
来年の諏訪・御柱祭に合わせて文庫化が予想される諏訪の神霊。
待ちきれずにノベルズを購入(前回ノベルズを購入したのはいつだったか・・・。ラバウル烈風空戦録、紺碧の艦隊シリーズ、さらにその前になるとファティマ第3の秘密やら大予言になるな)。
諏訪の御柱祭について、先輩のKさんとほぼ同じ解釈で話は展開するが、さらにそこから諏訪の謎とされている諸事にも話が結びつき、諏訪の旧神を含む諏訪全体の謎を解明するに至る。
解明と言っても勿論推測の域を出るわけではなく、あくまでも一解釈ではあるがオチはついている。

・グイン127
読み終わった後に書店のカバーをとってオビを見ると「栗本先生、すばらしい物語をありがとうございました」とあった。
128巻は8月、年内に貯金分がなくなるとすると12月の130巻で終結することになるのだろう。
20巻以上に及ぶ「パロ動乱編」がヤンダル・ゾックの撤退とアモンの放逐でひと段落、グインの放浪が終わり第2部のはじまりが見えてきただけに非常に残念である。

今日はベローチェで少年探偵団「鉄塔王国の恐怖」を読破し半藤一利の昭和史に着手。