グイン・サーガの作者である栗本薫が亡くなりました・・・。
ネットでニュースの見出しをみたときはビックリしたし、昼休みはちょっとした虚脱感があった。

10年ほど前から2ヶ月に1冊・年間6冊のペースで新刊が出て「中身がない」といいながらも読み続け、ふと後ろを振り返ると「10冊進むと大分違うな」と感じたりしたのですが・・・。
原稿の書きだめ分で年内いっぱいはグインの新刊が出るそうですが、なにせもう「完結しないことが確定」してしまっており、どこで終わってしまうのかということぐらいしか楽しみがありません。
ケイロニアはちょうど外伝1巻あたりの状況で、ヤンダルゾックが復活してグインに宣戦布告。
イシュトはパロでリンダと会談、ヨナとスカールはヤガでミロク教の調査。
ケイロニア・パロ・ゴーラの三国時代が開幕して第2部?にあたる話が進みはじめたばかりだった。
享年56、あと10年あれば60冊書けた。なんにせよ「これでおしまい」は残念な限り。

あとは創作ノートを公開するとか、著名人・ファンらが文章を書いてひとまとめにして本にするとか、グインサーガハンドブックの最終版がでるとか、その程度しかメディア展開のしようがない。