先週、先輩のＫさんと会ってデルザー軍団の話になったので、２日の土曜日、二日酔いの中デルザー軍団編２枚と熱海の捜査官最終巻を借りてきた。
ほんとに旧作は１枚１００円なので、３枚で３００円。
ケーブルテレビやネット有料配信などが普及・充実してきたので、１週間レンタルで１枚４００円くらいじゃもう商売にならないんだろうね。
１枚１００円なら借りようかという気にもなる。
●デルザー軍団編
デルザー軍団編の序盤は幹部が２人出てきて１人づつ順番に倒されていくという「ドミノ倒し形式」。
はじめは新鮮味があるが、だんだん飽きてくる。
借りてきたＤＩＳＣの１枚目の第１話目がドクターケイト登場（第２９話）の話。まず冒頭で荒鷲師団長が倒されたというナレーションから入る。
第２９話 ドクターケイト登場。２８話から登場した鋼鉄参謀が倒される。
第３０話 ドクターケイト死亡、ドクロ少佐登場。（タックル死亡）
第３１話 ドクロ少佐死亡、岩石男爵登場。（ストロンガー強化改造）
第３２話 岩石男爵死亡、狼長官登場
第３３話 狼長官死亡、隊長ブランク登場
第３４話 隊長ブランク死亡、ヘビ女登場
※１ ドクターケイトの声は曽我町子。久々に聴いた。
※２ 鋼鉄参謀の弱点がドクターケイトの毒だったという、笑うに笑えない展開（２８話）
※３ 第３０話あたりになるとほとんど「電キック」が通用しなくなる。
※４ 第３１話、「電気人間（改造前）を１とすれば超電子人間（改造後）は１００だ！」というビックリパワーアップをなしとげたストロンガー。与えられた時間は１分なのだが、話が進むにつれあんまり関係なくなってくる。
※５ ヘビ女はジェネラルシャドウの右腕と呼ばれる改造魔人。例のごとく３５話で死んでしまうが。
隊長ブランクの死亡をもって「デルザー軍団編」の第１期が終了、第３９話の最終回へ向けて怒涛のシナリオがこれから展開される。
第３５話 帰ってきた男！その名はＶ３！！
エジプトから日本へやって来た大幹部・マシーン大元帥を追ってＶ３が帰国。
第３６話 三人ライダー対強力デルザー軍団!
デルザー軍団の幹部、ヨロイ騎士（スペインからギリシャ経由で来日）磁石団長（南米から）が登場。
アマゾン（南米）とＸライダー（ギリシャ）が帰国。
マシーン大元帥を含む３幹部は最終回まで生き残り、３幹部対７人ライダーの図式で話が進む。
第３７話 ライダー捕わる! デルザー万才!!
Ｖ３とライダーマンがうっかり捕まってしまう。
第３８話 出現! ライダー１号２号!!
真打ち登場の感があるが、実は１号２号もマシーン大元帥に騙されてうっかり捕まりそうになってしまう。
※磁石団長とヨロイ騎士もうっかりストロンガーらに捕まってしまうが、ここはマシーン大元帥が男らしく人質の交換を申し入れる。
第３９話 さようなら! 栄光の７人ライダー!
うっかり捕まってしまったり、捕まりそうになったりでなかなか７人揃わなかったライダーが全員集合する。
感動の最終回だが、ラストで７人ライダーにスポットが順番に当たり、番組の終了が近づいてくるという盛り上がりの中で、ＢＧＭは「仮面ライダー」と「仮面ライダーＶ３」の主題歌だった。
やはり「Ｖ３まで」と「Ｘ以降」はおおきな格差があるのだろうか。
ぶっつづけで観ると飽きてきたので、後半は流し観。最後の５話はもう１回みなおそう。
●デルザー軍団編
デルザー軍団の幹部はそれぞれに肩書きをもっているので、誰がえらいのかさっぱりわからない組織構造になっている。
それをちょっと整理してみよう。
◎師団長
・軍隊の組織である「師団」の長。軍隊の組織規模は小さいほうから（おおむね） 小隊〜中隊〜大隊〜連隊〜旅団〜師団〜軍団 となっている（wikiより）
・デルザー「軍団」の中の１師団をまかされているので、かなり「偉い」と言えるだろう。
・師団長を命じられるのは少将クラス（一部大佐クラス）らしい。
◎参謀
・方面軍司令官、軍団司令官、師団長、旅団長等、高級指揮官を補佐するのが役目。
・師団長の補佐をしているのが参謀と考えれば、この登場順番はわからんでもない。
◎ドクター
・博士
・医者
・軍隊に医療班や軍医はつきものだが、ケイトは毒専門。
◎少佐
・高級指揮官レベルから一気に格下げの感がある。
◎男爵
・草野仁アナがレッドカーペットにゲスト出演していた時「ひげ男爵」の漫才を観たあと、ネタではなく「爵位」についてウケていた。
・爵位は「公・侯・伯・子・男」の順番であり、男爵は爵位の中で一番下らしい。
◎長官
・内閣府及び各省の外局としての「庁」の長の呼称は、「長官」を用いるのが原則である＞wiki
・コム長官はなんの長官なんだ？
◎隊長
・この項目に関してはwikiをずいぶん参照してきたが「隊長」については参照もしなかった。
・本来なら少佐や参謀、師団長には眼も合わせられないくらい下位の階級のはずなんだが・・・。
◎大元帥
・この番組における大元帥のモトネタは秋篠寺（奈良）の大元帥明王（秘仏）らしい。
◎団長
・グループのリーダー格。外資の会社ではずいぶんエライらしいが、この当時の日本の感覚では隊長と同レベルだろう。
・例）少年探偵団の団長
◎騎士
・西欧における騎士とは、主に中世において騎馬で戦う戦士に与えられる名誉的称号及びそこから派生した階級を指す。称号としての騎士を騎士号という。＞wiki
・「宇宙の〜」なども結局は名誉職なのか。
・「騎士王」、これも名誉職か。
