○ヤマト3 DISC5
・待望のヤマト3最終巻を借りてきたが、もともとこのテレビシリーズは全25話。
 DISC1枚あたり6話収録されているので、DISC5の中身はたった1話。
 ヤマト3の総集編が特典として収録されていたが、話のスジはもうわかっているので総集編にありがたみは感じない。

・オチを言ってしまえば、ハイドロコスモジェン砲で地球は救われるが、ガルマンガミラスとボラー連邦の銀河の2巨頭時代はそのまま継続する。
 番組ラストの製作者からのメッセージに近々完結編を公開することを約束する文章が流れ、2大強国にヤマトがどうからんで完結するのか期待がもたらされるが、ヤマト完結編の冒頭で銀河衝突がおこりガルマンガミラスとボラー連邦がそろって消滅するという展開はやはり乱暴だと思う。

・2大強国の1つであるボラー連邦。庭の敷地の広さは立派だが、広さだけで中身はスカスカといういうイメージは最後まで変わらなかった。
 最終話でボラー連邦の総書記長(地位名称は忘れたが、製作者側のイメージから推測してこれで十分だろう)がじきじきに戦場に現れ、デスラー艦隊と正面激突。
 ブラックホール砲でデスラー艦隊に大ダメージを与えるが、ヤマト所属のコスモタイガー1機の特攻で劣勢になり、最後はハイパーデスラー砲のエジキ。
 ボラー連邦最強の艦隊は本国主力艦隊や、総書記長が指揮する機動要塞でもなく、シリーズ初頭に登場したバース星駐留艦隊ではないだろうか。

装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイル
・2年ほど前にスタートしたボトムズOVA最新作。
 いまだに新作OVAで商売ができるボトムズの人気の根強さに驚く。
 タイトルの通り、OVAの中でも人気の高かった「野望のルーツ」の後の話で、キリコは相変わらず「なぜか死なない兵隊」。
 DISC2枚分(4話)までしか借りていないので、総合的な感想は全部見た後に述べるが、とりあえず現段階での感想。

・郷田ほずみ(キリコ役声優)が上手くなっていて、キリコが昔のキリコではない。
・今作から?ATがすべてCG化。
 ちょっとひどいなあと思える部分もあり、現段階では納得できないが、仕方のないところだろう。
 アイキャッチのアームパンチ作動の映像が特にショボく感じる。