宇宙戦艦ヤマト(TV)DISC1〜2

前回書いたようにテレビ版ヤマト2が一部レンタルされていたので、仕方なく第1作目を借りた。
実はヤマトのテレビシリーズはどれも初見で、当時映像として初登場したこのヤマトもはじめて見る。
MADテープでモトネタとなった部分もかなり収録されていて「この場面だったのか」と発見も多い。
いろいろ気がついた点を列挙すると・・・

・番組放送当初(1974年10月)番組自体がてさぐりであったためか、序盤は声優にみな(納谷悟朗以外)硬さが見えた。森雪などかなりそっけない。
・森雪の両親がヤマトクルーを送り出すためのパレードの際登場するが、雪が父親似だったらまた違った人生になっていただろう。
 (雪の両親はその後地球圏を離れるときに各個人に許された5分間の特別通信の際に再登場する)
・操舵士である島がエンジン出力が上がらないことについて徳川機関長に「ばかやろう」と怒鳴りつけることがあった。
 これに対し沖田艦長は「冷静沈着な男がばかやろうなどと言うか」と島をしかりつけ、徳川機関長に謝りを入れさせるシーンがある。
 しかしこの話の少し前、デスラー機雷群に突入したヤマトが危機に陥っている際に、沖田艦長が島に「ばかやろう」よばわりをしているのだが、今回の詫び入れ事件で島の人間としての大きさに感服した。
デスラーは当初、皮膚は浅黒、髪の毛は栗毛だったのだが、ヤマトの地球圏脱出を記念して髪は金髪、肌は青になった。
・番組放映当初しばらく、エンディングのスタッフロールの際にアナライザーの名前はなく「ロボット」と表記されていた。

○ぼくらの(DISC1−2)

鉄子の旅(現在は新・鉄子の旅)掲載の雑誌「IKKI」に連載されているロボットモノ漫画。
ニコニコ動画の「この番組はスパロボ大戦への参戦はあり?」という動画に出ていたので、今回借りてみた。
大きさはイデオンなみ、1回動かすとパイロットは死んでしまうので、設定をそのまま生かしてのスパロボ参戦は難しい。
逆にむしろ2軍でいつも放置されるカツやポウなどを有効利用するためには必要かもしれない。
1−2巻では4話しか収録されていないので、物語としてどうかという判断はできないが、今のところは「おもしろい」。