第6期最終戦。9勝10敗でセレベスとの交流戦
この試合に勝てば10勝10敗の5割で、1試合残しているZB・RFの勝敗次第では3チームが10勝10敗の得失点差勝負という大激戦になる。
逆にこの試合に負けてしまうと、残す試合でZBが敗北すれば得失点差でビリを決定する。同時にRFとKSの得失点差による優勝決定がなされるが、こちらはKSが圧倒的有利。
ZBが勝利するとRF・ZBの得失点差で2・3位が争われ、我がチームのビリが決定する。

必勝をたくした先発は井口。休養十分、速球がまるで通じないセレベス打線を得意のシュートでなんとかしてもらいたいところだ。
しかし・・・・期待の井口は試合前の練習で得るものがあったものの、スランプの気配(ほか中継ぎ要因の谷川・代打+代走の伊藤がスランプの気配)。
オイオイ、いい加減にしてくれよ。
不安がよぎったものの、反対側のベンチでは4番神田川がトイレから出てこない様子。向こうも大事なところがピンチなようだ。

さて試合開始。先攻の我がチームは2死から3番竜崎が出塁するが、尋常では考えられない味良の牽制でチェンジ。
トイレからでてきた神田川がすがすがしい顔つきでマスクをかぶってから(スランプ転じて好調)オカシイと感じてはいたが・・・・。
こちらが投じたボールと相手のバットが衝突すると、ほとんどの確率でヒットにされてしまうのだ。
これではたまらない。
先発井口は特殊変化球に頼らない投手なので、速球を含めた4球種と厳しいインコースで攻め続けるしかない。

2回表、早めの代打策で起用した宅鷲・東雲のタミムリーで2点先制したが、まるで先制した気がしない。
案の定、3回裏に−1からのクリーンヒット、−2からのクリーンヒット、+2から神楽坂(Ax)への内野安打などで満塁。
3番ジスカルドは三振で2死満塁となったところで4番神田川・・・・・。
ぶつけることも敬遠することも許されない状況。
ここで投じたボールは見事に+4ではじき返され、スタンドへ一直線。満塁ホームラン・・・・・。
神田川が塁をゆっくりとまわる姿を静止するように審判が2塁へもどれと宣告。
(アクシデントによるエンタイトルツーベース。単打からHRまですべてエンタイトル2BHになる。ただしHRがエンタイトルになった場合は抗議してよいことになっている)
あわや満塁HRが同点タイムリー2BHになったものの、安心はまだまだできない。
これからバットとボールを衝突させないことに腐心せざるを得ない投球がまだまだ続くのだ。

5回裏。2死走者なしで向かえた神田川。油断したわけではないが0打撃でスタンドに放り込まれた。
走者を背負い続け、通常なら6−7回は投げてもらう勘定だった井口も5回を投げたところで代打が出て交代。
つづくレコンキスタが好投したものの、7回裏に走者を残して降板、3番手は南。
2死満塁で向かえるは4番神田川。また敬遠もブッツケもできない状況。
そして今度はタイムリーヒット(0打撃)。
通常のPBが通用しない!いいかげんにしろ。

試合は9回表に東雲のソロで1点差に迫ったが、こんな試合で同点・延長戦なんてことになると続く順位決定戦に影響が出るので、とりあえずこのへんで勘弁してやることとなったが、試合後このサイコロを叩き割ることを推奨しようと提案すると・・・。
なんてことはない、セレベスは6勝9敗で第4節をむかえたが、対戦した相手球団をことごとくメッタ打ちにして5連勝。本日開催された試合だけでも3連勝+得失点差プラス15オーバー。
あきらかにサイコロだ。

KT 020 000 001=3
C  002 010 10X=4

●井口(5)レコンキスタ(1・1/3)南(2/3)太田(1)
味良(1・2/3)斬鉄(2)○山口(4・2/3)S谷口(2/3)