第7期第1節3日目。今日はオアシスであるGr戦と地獄の交流戦(2試合)を消化する。
今期まだ白星がないが、打線の力は昨年に比べて大幅にアップ、他チームとの打撃戦にも引けはとっていないし、現にチーム安打数も確実に増えている。
対するGrは打線よりも投手力主体のチームで、対戦相手を研究しローテーションをシーズン前にキッチリ組みあげてくる(これを計画野球と言う)。
先発の軸は3枚、中継ぎ以降の投手は多種多彩で相手打者に応じてゾロゾロとマウンドに登ってくる。
打線は主軸以降にさみしいものを感じるが、クリーンヒットでなく相手のミス・弱点をついて出塁することを念頭に置いており、実力が欠落しているのになぜかチョロチョロ出塁する。

KT先発は来栖。今期も全試合ベンチ入りし先発ローテ+守護神として頑張ってもらおう。
Gr先発は伊能。乾・箭内に続く3本目の柱らしいが、我がチームには相性がよくないと思われるため、先発回避をすると思っていた(一部オーダー変更してしまった)。
先発投手の読み違いはあったが、我が強力打線は2回裏伊能に襲いかかった。
1死後5番忍成ヒット、6番織田2塁打で23塁。7番氷川が内野ゴロ・本塁封殺。2死で8番神楽坂。
昨年まではここで代打が出せずにチャンスを棒に振ることが多かったが、今年は遠慮なく代打を申告。
代打陣も天空をはじめとし新人の門矢、サヨナラ男の蔵馬とそこそこ枚数が揃っている。
代打天空はカウントいきなり0−3、2球見送ったがいずれもストライクで2−3のフルカウント。
Gr監督の試合後談「歩かせてもよかったが0−3から2球ストライクで欲が出た」。
勝負どころの変化球を天空はミートし、見事3ランホームラン。3点先制。
「点をとった後・とられた後の先頭打者は大事」、つまり試合の流れを止める・止めさせないということ。
これは実生活(草野球)における経験則。
しかし3回表先頭・渡会は1塁への卑劣安打で出塁。
結局この走者が併殺崩れで生還し1点を返される。
とられたらまたとりかえすと意気込んだ3回裏、4番バサラが凡退したところで天から雨が降ってきた。
(雨男がいなくても雨が降る。雨男のDMはすべて重複する。⇒KT忍成、Gr雨男*2・1名)

Gr 001
KT 030 3回裏雨天中止

天空代打3ラン、消える。
※雨天中止の日程は節の終わりの移動日に組み込まれるので、この試合は本来移動日である6日目に開催されることになった。
つまりKTとGrは4日目から11日目まで休みなく連戦が続く。

第4日目。ついに地獄の交流戦突入。この実力差のはっきりしているリーグ同士で行う交流戦に意味があるのだろうか。そして安全リーグのチームには一体何が残るのだろう。
対戦するGo(出雲ゴッデス)には速球とチェンジアップのみのアララギがいるのだが、今期打線が大幅にパワーアップした我がチームに通用しないことを教えてやろう。
KT先発は井口、昨年まで規定投球回に到達していた投手なのだが、正直言って球威不足で本来なら先発もおぼつかない。
チームで1・2を争うシュートが武器なので、いくらかゴッデスの強力打線に通用するだろう。たぶん。
ゴッデス先発は竜門。カーブが武器ではあるが、反面シュートがほとんど役に立たない実質3球種投手。
他球団のうさだひかるや山田などの連中と同じと考えてさしつかえない。
第2日目のKS戦で例の連中をこらしめてやった情報がまだ出雲には届いていないらしい。

1回表1死満塁から5番忍成が先制タイムリー。
ところが先発井口は2番ムトゥに2塁打を浴び、得点圏に走者を置いたまま強力クリンナップを迎えてしまう。
3番東王寺を打ちとったが、4番穂積は力の差を感じ敬遠。5番高波勝負に出たが裏目に出て同点2塁打を浴びる。
とったらとりかえす、続く2回表我が打線はヒット・送りバント・タイムリーで下位からチャンスを作って加点。
1点を死守せんと井口も力投を続けるが、常に得点圏にランナーがチョロチョロしてフラフラ状態。
4回表2死満塁でムトゥを向かえたところで2番手南にスイッチ。
南は窮地を乗り切ったが、5日裏2死から走者を出してタイムリーを浴び失点、同点に追いつかれた。
出雲ゴッデスは竜門を4回であきらめた後、宇摩波〜穂積の継投。
勝ち越し点の取りあいになったが、7回裏ついに南はタミムリーを浴び失点。
8回9回のKTの攻撃は無得点に終わり、KT雨天中止をはさんで3連敗。

KT 110 000 000=2
Go 100 010 10X=3

井口(3.6)●南(4.3)
竜門(4)宇摩波(2)○穂積(3)

次回「KT待望の初勝利! まさかの満塁押し出し」と第6日目のGr再戦をお知らせ。