●第6期第12日 オールスター戦

第2節終了後に行われるリーグ対抗のオールスター戦。わがチームからは巴、氷川、東雲、福永の4名が選出された。

横浜L 100 108 101 =12
品川L 001 010 000 =2

嵯峨(2)桂木(2)笙野(1)○相枝(7)うさだ(1)山田(2/3)福永(1/3)
アララギ(1)山本(2)乾(2)●フーゴ(1/3)大川原(2 2/3)宇摩波(1)

巴の先制ソロで横浜Lがリードするが、4番神田川のタイムリーで同点。
横浜Lが4番厳原(シーズン成績558、5HR)のソロで突き放しても品川Lは3番JBのソロで追いつくという接戦。
同点で迎えた6回、この回から登板したフーゴ(RC)が先頭4番の厳原を抑えたものの、続くブリタニア皇帝・蝉丸・ガリレオ穴子・松山が5連打、横浜L・2点獲得。
投手が大川原に代わり、1番水差し名人・水無月があえなくレフトフライ、2番巴がツーストライクからフォークをスイングして流れは止まったかに見えたが、捕手・東王寺が後逸。フリニゲで1点追加。
3番代打・小野坂は内角球を体に受け、負傷退場、4点目。打者一巡で4番厳原、さきほどアウトになっている汚名を満塁ホームランで見事払拭。
投手を6人しか選出していなかった品川Lとしては、大川原をここで降板させるわけにも行かず、不本意ながら続投。
ここでRCから選出された2投手が試合を滅茶苦茶にしてしまったことがベンチ内で問題となり、早くも責任の擦り付け合い。
ついでにきわどいゴロをことごとくはじいて内野安打にし、おまけにエラーまで記録したRCの青雲もヤリダマにあがった。

一方、試合は決まってしまったものの、横浜L内でも監督同士のイヤガラセが起こっていた。
横浜Lで選出された投手は7名。そのうち速球とカーブとスライダーしか持っていない投手が3人。
使い勝手のよい4球種投手が優先して起用され、7〜9回を担当している私が監督席に座ったときには問題の3投手はまだブルペンにもむかっておらず、マウンドには4番手相枝が立っている始末。
シュートなしでJBをはじめとする強力打線をどうやって抑えろっての?
大量得点で勝敗は決まったものの、例年のように接戦であればこれは間違いなく敗戦監督の汚名をなすりつけようという陰謀。

しくまれた陰謀に監督として対抗するためには、責任を選手になすりつけるしかない。
主軸のJB・ジスカルド・ベガを迎えた8回。
ここで残った3人のうち誰をマウンドに向かわせても状況は変わらないのだが、あえてシーズン中我がチームが2勝を献上したうさだをマウンドにむかうよう指示。
監督としては、ここでうさだに野球に対する恐怖感を植えつけるとともに、あわよくば野球をやめてしまうぐらいのショックを与えることが望ましいのだが、4番ジスカルドにセンター前ヒットを打たれただけでアッサリと0点に抑えてしまい、野望は簡単に潰えてしまった。

7回に穴子ソロ、9回に水無月イムリーでそれぞれ1点を加え試合終了。
打線の爆発力よりもRC2投手のだらしなさで勝たせてもらった感の強い試合であった。

●第6期第13日後半戦開始 対KS戦

前半戦終盤、中継ぎ投手がフル回転しながらも、それでも回転数が足りないため投手11人体制をしき、なんとか乗り切った。
1日の休みで投手陣も回復し、カンフル剤として昇格させた太田投手も1日で二軍へ再送。
フォーム改造が大成功した天を昇格させ、新オーダーで後半戦に望む。まずはビリ脱出。

先発はKT川元とKS山田。山田はオールスターにも選出された投手で、例の問題選手の1人。生意気にも防御率はいまだ0.00。
点取りゲームである野球で相手に勝つには、まずこの山田から点を取らなければならない。

KS 000 000 000=0
KT 000 010 00x=1

○川元(82/3)S来栖(1/3)
●山田(5)亀山(2)田村(1)

3回表1死満塁を乗り切った後に、3回裏に1死23塁のチャンスをつぶし、試合はドロ沼状態のまま進行。
ここで救世主になったのが一軍に昇格した1番・天。5回裏にあわやホームランのタイムリー3BH。
ついこないだまで年末の整理対象選手になっていたのが信じられない活躍。この1点を川元〜来栖のリレーで乗り切り見事勝利。
KSは後半戦3試合監督不在(前半戦最終戦で判定に抗議を行った結果、退場+3試合出場停止)。
最終回最後のバッター桑島※のところで代打を出す予定であったが、監督代行のヘッドコーチは桑島にすべてを託してしまい、見事来栖に料理され敗北。

※桑島 チャンス−1、左−1。2死12塁で投手来栖は左腕であった。

第14日の試合も行う予定であったが、ZB−RF戦が延長19回という長期戦になってしまったため、後日個別開催。