第6期第23日 対加賀屋スプリングス戦(KS)

8勝10敗でむかえたKT。
雨天順延の試合が1試合ある分、第4節は6連戦となるが来栖がZB戦で完投してくれたおかげで投手陣には余裕ができたが、先日の延長18回で帳消し。
優勝がほぼ確定的なったKSにとって消化試合同様のこの試合ぐらい手を抜いてほしいものだが、どうやら優勝が完全に確定したわけではなく、足元をすくわれる可能性がまだあるそうだ。

KS 11勝 8敗 残試合1
RF 10勝 9敗 残試合1
ZB  9勝10敗 残試合1
KT  8勝10敗 残試合2

KSが今日負けてRFがZBとの最終戦で勝った場合は両チームの得失点差で優勝チームが決まる。
KSは開幕戦とほか1試合で二桁得点を得ているらしいので、延長戦ばかりで得失点差が大きくないRFよりは有利なはずである。
しかし今日勝つことによって12勝8敗となり優勝確定となる。
一方我がチーム(KT)は先日の敗戦で最下位ほぼ確定かと思われたが、1試合多い分最下位脱出の可能性はある。

KT先発は天羽。今年39歳、球威が衰え長いイニングを投げられなくなり、5年続いていた規定投球回も今期は到達がほぼ不可能。
故障持ちなので今日先発すると今期の登板機会はなくなるので、試合終了後どのような結果であっても二軍降格は決定事項。
空気を読んで円満に引退してもらいたいところ。

KS先発は疲弊した投手陣の中で先発ができそうなのはうさだと山田。ともにスライダー投手で、他球団の中にはまったく通用しない球団もあるのでKTとの対戦まで保管されるカタチとなった。
うさだのスライダーは我がチームにとって打つのは難しく、うさだが降板するまでとにかく点を与えないことが重要。

そんなKT監督の思惑とはうらはらに、初回スタメンで一塁に入ったバサラの所に1番桑島の打球が飛び内野安打。
すぐさま盗塁に成功し、2番穴子送りバントで桑島は3塁へ。
続く3番宮田(本来なら松山が3番だがスランプの気配があったため昇格)がセンター前ヒットでKSがあっさりと先制。
盗塁・バントなどをアッサリと決められ、選手の能力がフルに機能した展開。
1点を追うKTだが、うさだからヒット一本打てず反撃の気配もなし。6番神楽坂がスランプに陥ったため、代打に専念していた真田丸をショートに起用。
それでも打てない。
天羽は2回以降もフラフラ状態が続く。2回1死13塁、4回無死満塁ととにかく走者を背負い続ける。
転機が訪れたのは7回。先頭バサラが一塁内野安打で出塁し1死後6番蔵馬四球、真田丸が倒れ2死12塁。
チャンスに強い東雲を敬遠し満塁策をとったところで投手交代。今期ロールアウトした七梨が代打・満塁男・醍醐と対決。
キメダマを投じる力の入った対決になったが、結果は押し出し四球。同点。
七梨は交代となったが、後続の投手は誰もブルペンに行っておらず、藤堂がベンチから直接マウンドへ。
準備不足が祟ったのか、続く代打・宅鷲に2点タイムリー2BHを打たれKTに逆転を許す。
7回裏、KTは一塁にビッグゴールドをいれて守備を固め、少し早いが来栖を投入。
問題の来栖は今日は球威が本来のものには程遠いため、3イニングは無理と判断され、8回裏からは小沢を投入。
小沢は球威不足を補うために体力を削って力投したが打者2人を抑えた所で降板。ついに福永まで投入せざるをえなくなった。
福永の好リリーフで試合を締めくくり、KTうれしい9勝目。ビリ脱出はまだ夢じゃない。

KT 000 000 300=3
KS 100 000 000=1

天羽(4・2/3)○南(1・1/3)来栖(1)小沢(2/3)S福永(1・1/3)
うさだ(6・2/3)七梨(0/3)藤堂(1/3)長瀬(2)