いよいよ第6期第4節。現在ビリッケツだが、優勝の可能性はまだ残されている。

■第19日 対RC戦

RC 100 000 301 =5
KT 100 000 000 =1

○大川原(6)心斎橋(2 1/3)江田(2/3)
川元(1/3)●井口(61/3)小沢(1/3)児玉(1)南(1)


1回表KT先発の川元は抜群のコントロールで先頭・青雲を三振にきってとり、上々の立ち上がり。
別リーグながら優勝目前のRCの勢いをとめるには十分な制球と球威。
この試合は1点勝負なるなとKT監督が思い描いた直後、突然川元が肩イタを訴えてまさかの降板。
(試合後の検査でたいしたことがないことがわかったが、原因はRC側の間接攻撃であることが判明)
誰もブルペンで準備をしていない状況の中、明日の先発予定の井口が急遽登板。
ユーイチに不本意本塁打を打たれてしまったが、球威・コントロールともに申し分はない。

先発をひきずりおろされ、なおかつ1点先制されてしまって劣勢のKT。
しかし1番先頭の天が怒りの同点ソロ。大川原の失投を見逃さなかった。
2回以降は毎回ランナーを出し、主軸にチャンスをまわし続けるKTであったが、オールスターデ恥をさらした大川原に要所をしめられ無得点。
モタモタしているうちに井口が先につかまってしまった。
7回表1死満塁で代打・東が犠牲フライ。1点差までは我慢できるが、ここで青雲が余計な走者一掃3塁打。3点差。
テンプルナイツは走者は出すものの、生かしきれずにズルズル0行進、気がつくと試合は終わっていた。

■第20日 対C戦

スコアシートがないのでなんともいえないが、前日の試合で強豪ザクリーバースをメッタメタにしてしまったセレベスが相手。
出目が妙に偏っており、守る側としてはろくな結果にならない。

案の定、1回裏に先発・来栖のボールをいとも簡単にはじき返し、1・2番の連続安打であっさり先制。
「ちゃんとサイコロ転がせよ!0の目が横滑りしてるじゃないか!」
これは抗議ではない。事実だ。

すると3番打者がバッターボックスに入る際に、なにやら雲行きが怪しくなってきた。

私「ベンチに雨男、何人いる?ウチはゼロ」
C監督「・・3人です」

この3人というのはセレベス監督曰く「大事なエースと中継ぎですから絶対はずせません!」。

かくして、試合はこの3人の雨乞いによって1回裏途中で中止となった。
中止になった試合は最終日の後に接続されるので、順位決定戦も含めれば他球団は6連戦だが、KTとセレベスは7連戦になる。
・・・・ちょっとしたテロ行為だな。

■第21日 対ZB戦

実力の違う相手に立ち向かうためにはどうするのか。
その回答を来栖に4回押し付けてきたが、今回予想外のすばらしい回答が返ってきた。

ZB 000 000 001 =1
KT 100 011 00X =3

●桂木(6)相枝(1)樺原(1)
○来栖

1回、またもエラーがらみでチャンスを広げたKT。5番東雲のタイムリーで先制。
ラッキーな1点を来栖が粘って守り続けていると、今度は5回に天のソロが飛び出した。
天に対してはシュート中心の配球ながら、シュート以外のボールを投げざるをえないときに投じられた速球をスタンドに放り込んだ。
読み勝ち!
6回は先頭バサラ四球の後、東雲が送って7番氷川8番神楽坂のヒットで1点追加。
押せ押せの展開が続いたが、今日の来栖には3点あれば十分だった(実は来栖の調子がよかったわけでなく、ZB打線がかなり湿っていただけ・・・)。
最終回、完封破りの水無月ソロが飛び出したが、見事完投。ウチのチームで完投なんていつ以来だろうか。