第1344話 第2次日帰り大人の休日倶楽部

*[その他]

#1344 第2次日帰り大人の休日倶楽部

■ 1 ■ その他

●12月4日(月)つづき

石ノ森漫画館をでた時間が微妙で、石巻駅から仙台にもどるまで時間が空いてしまった。
1459発の仙台行き快速電車(東北本線経由)が出た後に駅に到着したため、次の1524発あおば通り行各駅停車、その次の1558発仙台行き快速電車(東北本線経由)の2択になった。
1524発だと仙台着1651、1558快速電車だと仙台着は1654着。到着はほぼ変わらない。
同じルートで戻っても仕方ないので、後発の快速電車を選択。東北本線経由の快速電車は、仙台まで東北本線石巻線で並行に走る区間にある連絡線を通って東北本線に入り、仙台へ直行する。
来るときに乗り換えのためホームに降りた高城町から連絡線で東北本線に入り、ここから未乗区間に入ったものの、外はもうほぼ真っ暗。
外がほとんど見えないまま仙台に到着。
仙台では以前ライダーマンとの日帰りで飲食した駅ビル内の牛タン屋へ。駅ビル3階に牛タン通りというフロアがあり、牛タンの店が並んでいる。
有名店の利久や、テーブル席を完備している店は行列ができていたが、目的の店は広くないお店なので、待ち時間なく入店。>牛タン焼助
2500円ほどで飲み物2杯と牛タンミックス(味噌焼きと普通焼き2種、計4枚)小鉢(牛タンとにらの味噌和え)牛タン煮込みがついてくる。
このメニューはビールで受けきれないことはわかっているので、まずはのどを潤すためにビールを1杯注文し、2杯目は日本酒。
つまみが余ったので、別注文で日本酒を追加。今度は酒が余ったので牛タン焼きを追加。
これを繰り返したかったが、今回はほどほどに。
1831発はやぶさ38号で東京に帰りました。

●12月5日(火)第2次日帰り旅行

日曜日に第2王子と回転すしを食べに行く約束をしたが、第2王子の指定日は今日5日。
旅行を取りやめにすることも含めてプランをどうするか考えたが、折衷案で両立させることにした。
越後湯沢駅前の「へぎそば 中野屋」へ行ってそばを食べるのだ。
開店は1100、ホームページで本店の休業日は木曜日であることを確認して出発。
東京928(とき313号)1047越後湯沢到着。
駅前に出て店の方向へ歩いていくと、中野屋の店の前には並んでいる人が見当たらない。これはすぐに店に入れるぞと期待したものの・・・
入り口に張り紙が。「12月5日、6日、7日は臨時休業いたします」
ガガーン!!!
このまま帰るのもしゃくなので、駅構内の飲食店を物色すると、「へぎそば 小嶋屋」があった。
すぐに入れるし少なくとも「へぎそば」は食べられるのでこの店に入ると、中野屋目的で来たのか?と思われるほど客が続々と入ってきた。
マイタケ天ぷらとへぎそばとビールと日本酒を注文。
そばはそれほど悪くないと思ったが、てんぷらは衣の色があきらかに中野屋とは異なり、味も普通だったので、ちょっと残念。
思いのほか早くそばを食べることがことができたので、このまま新幹線で帰るのではなく。未城区間上越線で高崎まで移動することにした。

 越後湯沢1216~1256水上1314~1407新前橋1410~1420高崎
就職して3~4年経ったときに同期でスキーへ出かけ、その帰り道車のフロントガラスが突然割れてしまったため、車で帰ることができなくなって、JRの駅に向かって電車で帰ったことがある。かなり前のことだし、外は真っ暗だったので、どこの駅か忘れてしまったが、水上か渋川あたりだったのではないかと思う。
それは別にどうでもいいことなので、今回上越線で高崎に移動する気になったのは未城区間であるだけではなく、上越線上り線にはループが2か所もあるのだ。
(下り線はあとからできたトンネルで山越えをしているので、ループ線がない)
第1のループ線は「越後中里~土樽」。期待感わくわくで車窓からスマホのビデオ録画を始めたが、ほとんどがトンネルでループ線の良さが伝わってこなかった。
第2のループ線は「土合~湯檜曽」。下り線の土合駅はトンネル内にあり、改札を出る前に486段の階段を登らないとならないが、上り線は地上駅。
ここから山あいを走って徐々に平地へ移動していくのだが、またまたトンネル。
車窓から山の下のほうにこれから走る線路が見えたが、すぐにトンネルにはいり、トンネルを出たところでさっき見えた線路を走っているのだなと実感した。
新幹線なら20分で走る高崎~越後湯沢間だが、上越線のぼりだと時間かかる。新幹線は偉大だ。

 水上駅で乗り換えのため少々時間があったので駅館内や外に出て駅付近を眺めてみた。
時刻表では着発時間が記載され、かつては特急電車も停まっていた水上駅だが、他線との乗り換えもないし、駅前にいくつか温泉旅館が見えるだけ。
駅舎も国鉄時代を思わせる古いもので、使われていない荷物用改札があったり、かつてはにぎわっていた様子がうかがえる。
東京方面からみるとこの駅は、国境越えのための入り口駅となっていて、残されている線路などを見るとここで蒸気機関車を増結していたのではないかと思われる。最近は駅を改築してしまって昔の風情がわかなくなってしまうことが多いが、この水上駅国鉄時代を思わせるいい駅だと思う。
 高崎からは素直に新幹線を選択したが(1441発時322号)平日昼間の新幹線なら空いているだろうと思ったら、窓際は全部埋まっていて、通路側に着席。まわりは背広を着ている人が大半で、ノートPCで仕事をしている人も多かった。

■ 2 ■ 読書

ボードゲームで社会が変わる(♯51冊目)
 予想通りだったが、壮大なテーマをっ掲げた割に内容は伴っておらず、考えは間違っていないと思うが、もう少し山を低くしたほうがいいと思う。
・日本の歴史1(♯52冊目)
 今回の2回の日帰りで新幹線の座席は全部通路側だったので、読みかけの本を消化するには都合がよかった。
 この本はボリュームがありながら、文章が固くないので読みやすい。教科書を細かく書いただけのように思えてしまう。
 20回というわけにはいかないが、また読みなおしたい。初版は1973年10月なので、内容はかなり古い。
・幻の新鋭機(#53冊目)光人NF文庫
 日本陸海軍の試作機の一部を紹介。震電も含まれている。巻末の陸軍海軍機の前形式番号と該当機の一覧はありがたかった。
久米宏です(#54冊目)
 何年か前に単行本化され、今回文庫化。ニュースステーションの立ちあげから、番組が残した意義、まるで久米宏本人がしゃべっているかのように文章がすすむ。ピッタシカンカン、ザベストテン時代のエピソードもあり。
・列車名の謎 ※読みかけ
 読み進めていくうちに、おかしいなと思って奥付を確認したら初版2017年だった。新刊じゃなかったのか。