第1332話 大人の休日倶楽部!その2

*[その他]

#1332 大人の休日倶楽部!その2

■ 1 ■ その他

●9月13日(水)
9月10日から4日間有効な大人の休日倶楽部切符、13日が最終期限。
9月10日に「ばんえつ」で一緒に旅行したAさんは11日12日に休みを取って、11日に三陸へ出かけて行った。
さて、どこに行くか。
・Aさんと同じルートをたどる(八戸から三陸方面)日帰り
常磐線経由で仙台へ出て塩釜の「あの店」へ行ってみる。
・東北方面ではなく、中央線で松本、帰りは長野から新幹線
乗り鉄+観光を合わせて考えると
三陸は少なくとも朝1の「はやぶさ1号」(東京発632)に乗って出かけたい。途中乗り継ぎもよくなく、待たされる時間が多い
常磐線経由仙台行きの「ひたち」は本数が少なく、日帰りを前提で考えれば上野発のひたちは実質1択。
・中学生以来の中央本線(西線)乗りつぶし+人生初の松本プランは篠ノ井線も乗りつぶせるし、新宿発のあずさも本数が多い
朝少し寝坊してしまったこともあり、プランに融通の利く松本プランに決定。
朝7時発の「あずさ1号」に間に合わせたかったが、家を出た時間が微妙。645ごろに新宿駅みどりの窓口に到着。

●あずさ3号で松本へ
あずさ1号の発車には何とかまにあいそうだったが、730のあずさ3号を選択。
弁当を買ってあずさ1号の発車を見送り、あずさ3号を待つ。しかし、3号は千葉発なので直前までホームに到着しない。
指定席は窓際が全部埋まっていて、通路側に席に。車内のほとんどはサラリーマンと思われる人たち。
進行方向左側の窓は日差しが入るので、窓際の席のサラリーマンはブラインドを全部おろしていて、外が全く見えない。
Kさんの実家に御柱祭りの時にお邪魔して以来の中央線なのに、全く外が見えないとは。
あずさ3号は昔でいう急行ほど停車駅が多く、所要時間もほかのあずさよりも多くかかる。
甲府で半分以上のお客が降りたので、隣の窓際に席に移り、ブラインドを全開。
あずさの車両は席の上に小さなLEDランプがあり、
緑:席を予約者乗客が着席中
赤:席が空いている
黄:次の駅でその席の乗客が乗り込んでくる
と色分けで席の状況がわかるようになっている。
つまり、自分の席を勝手に移動しても、次の駅で指定席の客が乗ってくる場合はランプで事前にお知らせし、乗客同士のトラブルを未然に防ぐしくみ。
暗に席の移動を自由に認めて、あとは乗客の自発的なマナーにゆだねている。
これは素晴らしい発明。
甲府から駅を出るたびにランプの色をチェックしたが、終着駅の1つ手前塩尻までずっと赤だった。
甲府から先、主要駅は全部停まるあずさ3号だが、こちらとしても急ぐ旅でもなく、風景をゆっくり見れるので、むしろ3号でよかったかと思う。
長野県に入ると、日本アルプスの連峰の下に広がる平野部を走り(山には終始雲がかかっていた)山間を抜けた新しい平野に出ると駅、という感じ。
茅野から先は中学生以来の中央本線
諏訪湖をぐるりと周り、山すそを抜けると岡谷。ここから中央本線は山沿いを進む辰野方面と山をトンネルで塩尻へ抜ける新線に分かれる。
新線は私が中学生のころにできていて、速達電車の優先路線。長いトンネルを抜けるとすぐに塩尻に着く。
塩尻駅も同じく中学生のころに新駅舎になっていて、もともと名古屋方面と新宿方面の中央本線が直通していたものを、名古屋・新宿方面から松本方面に向かうよう駅を移転。路線の配置が改められた(千葉駅と同様のケース)。
塩尻駅のホームにはブドウが栽培されていた。
いよいよ人生初の松本入り。1023松本着。

松本城と蕎麦
駅を降りてまず向かったのは松本城。地図で場所を確認し、歩いていける距離なので徒歩で移動。
途中神社を発見(四柱神社)少し寄り道。
松本城に15分ほどで到着。天守閣のみだが、大阪城のように高くそびえているわけではないので、入り口の城門から天守閣はほとんど見えない。
平日なので周りのお客は外国人が多いが、人数自体はそれほどでもない。待ち時間も0分表示。
天守閣は6階建てで、上下の階段は幅が狭く、角度が急なのでほぼ梯子。
行き来する人数が多かったり、体格の大きい人だと、階段がふさがってしまう。
天守から四方を眺めると、まさに高い山に四方を囲まれていることがよくわかる。
観光客が少なかったこともあり、1130前に松本城を出ることができた。
昼ご飯はあずさの車内で調べておいた「そばきり みよ田 松本店」。
あずさ1号だと少々時間が余るところだったが、時間ピタリでお店の前に。しかし、行列が。
1時間ほど待って入店。
外は暑かったので、まず生ビールを注文。
「とうじそばスペシャルプラン」2500円と酒を1合注文。
小分けのおそばを野菜ときのこのだし汁でしゃぶしゃぶして食べる「とうじそば」。
これに馬刺し、焼き味噌、塩イカきゅうりの和え物、菜わさび漬けがつく。
まずはおそばをしゃぶしゃぶして、だし汁も堪能。
おそばを終えたら、馬刺しなどで日本酒を堪能。
海老勝也や竹やぶで日本酒を飲んだときの安らぎを覚えた。「うまい。」>しかも平日。
残っただし汁にそばの実を入れ、溶き卵を加えて雑炊に。お店の人が手際よく作ってくれました。
これもうまい。お米ではなく蕎麦の実での雑炊とは。
雑炊を食べ終えると、ざるそばが最後に出てくる。
そばつゆに蕎麦湯を入れて飲み干し、終了。1時間近く店にいてしまった。
そばを堪能した後、松本駅へ。

●松本鉄道をのりつぶす
これから長野入りするのではなく、その前に松本電鉄を乗りつぶすことが目的。
その前に駅ビル内の本屋をのぞいた。
やはり陳列には特色があり、先日初めて知ったヤマケイ文庫など山の本が「推し」で、ズラリと並んでいた。
新宿の本屋よりもたくさんあるかも。買おうかどうか迷った本もあったけど、断念し駅へ。
松本電鉄は平日日中だと本数が少なく30分ほどに1本。
タイミングが悪いことにちょうど出た後だったので、20分以上待たされることに(1407発)。
よやくやってきた松本電鉄の車両は、旧東武鉄道の車両の改造車。
片側はボックスシートで、もう片側は10人掛けのロングシート
平野部をすすみ、遠くに見える山のすそ野まで伸びている。所要時間は30分ほどだが、片道は710円。
電車に乗ってから検索したが、フリー切符が1420円だった。
車内はサッカーチームの松本山雅を応援する広告がほとんど。
電鉄の萌えキャラクターは「渕東なぎさ(えんどうなぎさ)」、沿線の渕東駅と渚駅からとった名前。
松本城でもキャラクターのグッズがあったが、これだったのか。
渕東駅、渚駅はこのキャラクターが駅名票にばっちり書かれていた。
予定通り終着駅・新島々駅に到着。
折り返しの電車はそのまますぐに出発してしまうので、切符を買いなおして同じ電車に乗り込んだ。
すると客層ががらりと変わった。
終点新島々は、上高地への入り口になっていて、この駅から上高地方面へのバスも出ている。
登山を終えた人たち(外国人多い)がかなり乗り込んでいて、にぎやかに。
途中駅で小学校低学年の子供たちが多数乗り込んできて、またまたにぎやかに。
通学にこの電車を使っているようで、途中駅で半分、さらのその先で全員が降りて行った。
駅のホームにはこの日引率登板だと思われる子供のお母さんが1人待っていて、「あ、だれだれちゃんのママだ!」と1人の子供が気がつき、
そのお母さんに引率されてホームを出て行った。
そのお母さんはテレビアナウンサー似の美人で、20代後半から30代前半。しかし少し疲れているような表情だった。
この土地で一生を過ごす中で、いろいろ気づかいをすることがあるんだろうな。
松本駅に帰ってきたが、ここから長野入りするために長野行の電車に乗り換え。
2両編成の各駅停車。特急しなのにのりたかったが、時間が合わず。

篠ノ井線姥捨駅と長野駅
(次回)

■ 2 ■ その他

●宇都宮ライトレール

■ 3 ■ 読書

半沢直樹、最新刊(文庫)

■ 4 ■ ゲーム

アーマードコア