第1331話 秋の大人の休日倶楽部切符!

*[その他]

#1331 秋の大人の休日倶楽部切符!

■ 1 ■ その他

● 新潟まで ●
当初は9月9日土曜日を予定していたものの、草野球の打ち合わせが入ったので早期に10日に変更をお願いした。
実際ふたを開けてみると、関東直撃を予定していた台風13号が熱帯低気圧に変わり、台風のまま突き抜ければ天気晴朗の見込みが、雲が房総・常磐方面に残ることになった。房総半島の各線はそろって運休、常磐線も一部運休する始末。
10日日曜日は朝から晴れ上がり、東京発704の新潟行き「とき303号」に乗るため、朝5時過ぎに出発。
武蔵小杉で横須賀線に乗り継ぎ、予定通り6時過ぎに東京着。
もう少し遅い時間の電車でも間に合ったけど、駅弁屋で朝ご飯を買う時間を考えると東京駅で30分だと時間が足りなくなる恐れがあるのと、自由席で大宮から乗り込む先輩のAさんに席の確保を頼まれていたので、早めに並ぶことにした。
ホームにはまだ632発の「はやぶさ1号」が停車していて、このはやぶさが出発してから20分ほどでとき303号が入線。
余裕で席が取れました。2人掛けを確保していたけど、大宮からの混み具合から判断して3人掛けを2人で使用することに。
この「とき303号」は大宮の次が越後湯沢で、高崎は停まらない。
予定通り新潟着。東京から2時間ほどだった。

● 新津駅1003 ●
919新津行に乗り換えて20分ほどで新津に着く。新津発は1003なので、余裕があったはずなのだが・・・・
ここでなぜか信号機トラブルで新津方面行信越本線が運転見合わせ。復旧の見込みはわからない。
本来出発している855信越本線の電車(長岡行)が停車中、予定の919発は急遽運休。
時計が920に迫るころ、
1:このままいつ発車するかわからない長岡行き電車の出発を待つ。新津までは20分。940頃には出発してくれないと間に合わない。
920ごろ信号機設置点に国鉄職員が到着し、それから点検に入るらしい。
2:電車をあきらめタクる。駅員さんの話では車で40分、5000円くらいとのこと。
判断が迫られた。
Aさんは渋ったけど、私はタクシーを使うことを強く提案。
すべては新津発1003の「SLばんえつ物語」号に乗り込むことが目的。
JR信越本線の遅延がどこまで許されるのかわからない。
新潟駅までタクシーに乗り、運ちゃんに事情説明。
「あと40分ありますから、間に合いますよ。30分あればつきますから」
なんでも以前は「ばんえつ物語」も新潟発だった。
ところが新潟駅の高架工事が進み、鉄道のホームが持ち上げられ、そのために駅までの間に勾配ができてしまった。
SL(C57)はこの坂を登ることができないため、新津発になってしまったとのこと。
確かに新津発は新幹線の接続などを考えると不自然。
新津まではバイパスを走り、特段遅れを伴うトラブルもなく30分ほどで到着。料金は5500円ほど。
「我々は勝った!」
Aさんはあきらめきれないような顔をしていた。
ホームに停車しているSL・C57を見るとテンションが上がる!カッコイイ!
このC57・180号機は昭和21年(1946年)の製造。今年で「喜寿」なので特別なヘッドマークを付けていました。
さあ、乗り込むぞ、と思ったところ、長岡行きの信越本線の電車が到着しました。

● ばんえつ物語 ●
C57 180号機が引っ張るのは客車8両。
全車冷房完備で12系客車の改造車両。ばい煙が入ってこないように、窓を開けないようお願いする車内放送が。
1号車:展望室 石炭車のすぐ後ろがワイドに観ることができる。
2号車:キッズルーム 子供用の遊具スペースがあり、滑り台、テーブルにクーピー、塗り絵などができる。
私が2号車に来たときは子供が2-3人暴れまわっていて、幼児係のお姉さん2人が「テーブルの上にならないよう」など優しく注意していました。
4号車:サロン室 窓から外を眺めることができるソファーや腰掛などがあり、客室よりもよほどリラックスできる!
全車指定席だけど、窮屈な席を離れてサロン室にずっといる人もいるんだろうな。
5号車:半客席と売店。私共の席はこの5号車。売店ではグッズや飲み物、お弁当なども売っています。記念スタンプ台あり。
8号車:展望室。 
1車両4席しかない豪華グリーン車もあります。

● 磐越西線 ●
中学生の時に廃止になる日中線(喜多方~熱塩)を乗ることを目的に、鉄道会の旅行会に参加した。
チャレンジ2万キロのために、新潟から越後線の一部、弥彦線の一部などを乗りつぶし白新線も乗ったような気がした。
磐越西線で喜多方へ行き、外は真っ暗、日中線は満員。
会津若松で1泊してから武家屋敷と鶴ヶ城にいった。雪が積もってたな。
つまり、磐越西線に乗るのは2回目のはずなのに、前回のことをほとんど覚えてない。
しかしながら、今回は明るい日中に豪華?SL列車で会津若松に向かうのだから、前回とは雲泥の差。
磐越西線阿賀野川に沿って会津若松に向かい、川は右側と左側を何度も交差する。
途中駅で2回ほどSL整備(動輪のチェックと、石炭車に搭載している石炭を手前側に移す作業)で10分ほど停車。
銀河鉄道999の気分。
沿線の田んぼには、ちょうど刈り入れ前の時期なので、黄金色の稲穂が。
3時間30分ほどだったが、長いとはまるで感じなかった。

● 磐越西線2 ●
SLの客席はボックスシートで、12系改造車だけに席の間隔はせまめ。
お向かいは60代の有閑マダム~高そうなカメラを持っていて、道中の半分はサロンカーにいたみたい。新津を出てすぐに車内で買ったビールを飲みはじめ、そのおかげでこちらも気兼ねをしなくていいことを悟った。喜多方の手前では売店で売ってた日本酒の小瓶を開け始めていた。
もう1人はツアコンの年配男性。通路隣一体の団体客を取り仕切っていて、弁当配ったり、忙しいのであんまり席にいませんでした。
仕事となるとSLも楽しくないよなあ。
会津若松着は1330だが、郡山行きは1420発。時間が中途半端。
会津若松駅に着く前にツアコンの人はお客様に「集合は駅前1355。この時間を過ぎると郡山行きの電車で座れなくなるかもしれません」と事前説明をしていた。
私は「フムフム。じゃあそれより前にならんどこう」
腹が減ったが時間が中途半端なので、立ち食いそばで1杯を食べてホームへ。
郡山行きはすでに入線していて、だいぶ人が乗り込んでいて空席もまばら。
2人でばらけて座って発車を待っていると、ツアコンと思われる団体さんがゾロゾロと乗車。
年配の人たちがズラリと並んで立っている。
ボックスシートの車両なので、かなりの混雑ぶり。こりゃ席を譲れない。こっちも初老で眠いのだ。
ほぼ垂直の座席にゆとりがないボックス席。10分おきに目を覚まして、1時間ほどで郡山着。
座れてよかったとつぐつぐ思う。
郡山から予定通り宇都宮へ移動し、8月26日に開業したばかりのライトレールへ。
自由席で乗り込む東京行きやまびこはほぼ満席状態。ドア付近に立って宇都宮まで30分我慢。
東京着1724だからこの混雑もうなずける。

宇都宮ライトレール編は近いうちに。
あさって会社を休んで、もう1回どっかに行く予定。朝起きてから決めるか。

■ 2 ■ 読書

飢餓海峡(下)#40冊目
文庫の奥付は平成2年初版となっていたので新しい作品だなと思ったが、あとがきを読むと昭和37年1月から12月まで連載されていた作品。
洞爺丸の海難事故を舞台にしているのだから、うなずける時期。
1年間の連載では完結しなかった(~16章まで)ので、17~25章を加筆して単行本化。
とある事件がおこるのだが、事件の犯人を捜すことを主眼にしていないため、推理小説ともいえない。
登場人物の過去から犯罪に至るまでの経緯が徐々に明らかになっていくが、回収漏れがないプロットの固さが素晴らしい。

●呪の思想(平凡社ライブラリー) ※途中
昼休みに行く本屋で平凡社の本が並んでいた。いくつか気になったので購入。
この本は梅原猛白川静(梅原氏の師匠)の対談集。
テーマが1:卜文金文、2:孔子、3:詩経
対談集だから耐えられる内容。

アイヌの昔話(平凡社ライブラリー
この間読み終えた「アイヌの碑」の著者萱野茂氏の策だったので購入。

民俗学系の文庫本を買って、そのまま読めずに積みあがってるな。今年は。
新潮文庫からでているラグクラフトの本でも読もうかな。

■ 3 ■ ゲーム

●スプラ3
・9月第1週 ビッグラン
第2王子がアパートに来て、それぞれで攻略。
新たに追加された新武器の1つ、イグザミナー(チャージにちょっと時間がかかるけど、高速連射が魅力)を主に使ってみた。

・9月第2週 1周年記念フェス
実質土曜日だけしかプレイできなかったが、なんとか「えいえん」まで到達。
フェスではプロモデラー中心に使用。
前よりもうまくなった気がする。ナイスダマはいいな。