第1289話 村上三冠王・オリックス逆転優勝

*[その他]

#1289 村上三冠王オリックス逆転優勝

■ 1 ■ その他

アマゾンプライム石立鉄男主演のドラマが視聴可能になった。
1つは

パパと呼ばないで(1972~1973)
杉田かおる(役名・ちはる。当時5歳?幼稚園に通園)の叔父として石立鉄男が養う話。
「チー坊」の呼び名が記憶にあり、杉田かおる石立鉄男のコンビはここから始まった。
しかし残念ながら、アマプラで視聴できるのは2話だけ。なんで???
・第1話冒頭、石立鉄男東武堀切駅前であんパン2個とコーヒー牛乳を購入し、堤防に腰かけて朝ご飯を食べるシーンがある。
グーグルマップで現地を観てみると、朝食を買った店はすでになく、それらしい場所に自販機がおかれている。
堤防は危険防止のため手前に金網が作られていて、当時のシーンを再現するのは難しいようだ。

もう1つは
雑居時代(1973~1974)
石立鉄男杉田かおるのコンビは変わらず、そのほかのキャストも「パパと~」から引き継がれている。
主人公・大場十一(石立鉄男)は外交官の父を持つが感動され1人暮らし。
両親が仕事で海外勤務になった際に、実家のお屋敷が父親の部下(栗山家)に安く売りさばかれ、十一も2階の2部屋の所有を認められて栗山一家と同居することに。
この栗山一家は父の部下であるご主人のほか、妻はすでに亡くなっており、その娘5人と同居することに。
長女・春子:婚約者はいるが強気でわがまま。
次女・夏代(大原麗子):本番組のヒロイン。家計を切り盛りする主婦だが、取り巻く人間関係の中心にいる。美人。
三女・秋枝:武道の有段者で日本刀で居合抜きしたり、柔道の投げ技で男の人を投げ飛ばしたり、とにかく荒っぽい。煙草もブカブカ吸う。
四女・冬子(山口いづみ):大学生。ドラマを観る限りでは青山学院大学に通ってるみたい。番組主題歌を歌っているのも「山口いづみ」とあるので、女優と歌手両方狙っているみたいだが、歌手は早くあきらめたほうがいい腕前。
五女・あまり(杉田かおる):杉田かおるは8歳で小学3年生の設定。背もだいぶ伸びてセリフも多い。ニッコリ笑う顔がとっても愛嬌があってかわいい。
名前からしてわかるように「あまりもの」。第11話あたりでこっそり血液型の¥が合わない話も出てきている。
石立鉄男は「パパと~」のほうがスマートでいいと思う。
まだ12話程度で全体の半分だが、大原麗子はもともと美人なんだから、つけまつげとか、いらないのではないかと思う。

■ 2 ■ その他

赤いシリーズDVD
押入れから出してきた。
山口百恵松田優作のシリーズ第1作「赤い迷路」。
まだ赤いシリーズの主題歌を主演の百恵ちゃんが歌うという形はできておらず、なんとなくスローテンポの音楽が主題曲になっている。
この「赤い迷路」は作中で巻き起こる事件の犯人がなかなか判明せず、ハラハラする展開が続くが、終盤で犯人が特定される。
しかし・・・・なぜかしっくりこない。
このしっくりこない感はDVD付属のガイドブックを読むことで氷解した。
本作のシナリオでは、犯人は決まっていなかったのだ。
撮影中盤で犯人の対象となる人物が徐々に絞られてきて、終盤で特定はされたが、特定された犯人以外の可能性も常にあったとのこと。
当然出演俳優にはそういった裏話は公表されておらず、「犯人は誰なのかしら」と疑問に思いながら演じていた俳優が、実は犯人候補の一人だったらしい。

●70年代のTBSドラマ
ホームドラマといえばTBSが王道の時代。ウルトラマンやケンちゃんチャコちゃんなどの児童向けドラマもTBS枠。
この世代のドラマを観ていると
・登場人物がタバコをバクバク吸う。石立鉄男は本人が1日70本吸っていたらしいが、作中でも灰皿なしでいろんな人がタバコに火をつける。
現代では信じられないレベル。
・家族団らんでの食事、もしくはざるそばを1人前を食べるシーンなど、とにかく飲食シーンが多い。
ミスをすると撮り直し+食べ直しになるので、最近ではあまり観られなくなったが、ホームドラマという性格上なのか、とにかく飲食シーンが多い。
家族一家でテーブルを囲んで食事、というのが少なくなってきただろうか。
一家だんらんのシーンが一番懐かしく思える。

■ 3 ■ ゲーム

●スプラ3
師匠の第2王子ははるか先を進んでおり、ペリーローダンのように追いつく方法がない。
「勝手に前に出て勝手に死ぬ」は厳禁のゲームだが、まだまだこのレベルを卒業できていないことを痛感する。
アクションゲームはほったらかしのまま寝ることができないので、年寄りにはきついゲームだね。面白いけど。

■ 4 ■ 読書

●QED文庫新刊(※39冊目)
あっさり読了。諏訪・出雲・伊勢のことを書いていた時よりも、影の歴史がテーマになってきているので、非常にマッチしてきている。
歴史は勝ったものが作るものなので、その真実を追いかけようとすると、現地で確かめるしかない。
先輩のKさんとの装飾古墳ツアーもその域に入っているかと思う。

犯人に告ぐ3(※途中)
1・2を読んだはずなのにほとんど覚えておらず、確信犯に近づくであろう3作目を手探りで読み始めた。
しかし・・・なんで親近感をわくような設定が多いのだろうか。
・前作で金星を挙げた捜査官の名字が「小川」
・実際には部下が機転を利かせてあげた金星であって、当の「小川」は居眠りしていた。
・「小川」は居眠りでなく、思考の境地に至る「ゾーン」に入っていたと言い訳するが、だれも信じてくれない。
・本作での重点捜査地区が横浜市都筑区勝田南であり、4月までのウオーキングコースそのまんま。

■ 5 ■ プロ野球

パリーグ
マジック1で2試合を残したソフトバンクが最終戦で敗北しオリックスの大逆転連覇となった。
終戦(ロッテ戦)で2番手で登板し、山口に3ランを打たれたソフバン泉は号泣していたが、クライマックスがあるのでまだ終わったわけではない。
森脇監督のオリックスが最終戦ソフトバンクとの直接対決で敗れ、オリックスが2位になってしまったときに伊藤光が号泣していた。
ふっと思いだした。

セリーグ
順位が確定し、迎えた最終戦神宮球場のヤクルトvsDeNA戦。
ヤクルト村上が56号ホームランを放ち、王さん超えを達成。三冠王も確定。
55号を打った時はバレンティン超えも期待したが(試合数残っていたので)、56号で幕。
エスコバーのぶっつけたデッドボールが歯止めをかけてしまったかもしれない。この1球がなければなあ。