第1290話 物価が上がった感がスゴイ

*[その他]

#1290 物価が上がった感がスゴイ

■ 1 ■ プロ野球

●クライマックスステージ第1戦

横浜スタジアムで観戦。
T 000 020 000=2
De 000 000 000=0

先発はタイガース青柳、DeNAは今永。
DeNAは青柳との対戦成績が芳しくないソトと宮崎をスタメンから外し、青柳キラーの神里とサードは左の藤田を起用。
桑原、牧、嶺井以外は左がズラリ。
神里は第1打席からヒットを放ちキラーぶりを発揮するが、手ともで微妙に変化するツーシームにゴロの山ができ無得点。
今永もボールは走っているが変化球の制球が今一つで、1回先頭の中野に粘られ球数も投げさせられた。
5回途中今永は降板するが、青柳も80球を超えたところで降板。
青柳が降板すると宮崎、ソトがスタメンに登場(ソトは2の2)しかし今1本が出ず0行進。 

第2戦は勝利したものの、第3戦で敗れたためDeNAは敗退。勝率5割を切っている阪神がセカンドステージへ。
勝率5割未満の3位チームになんとかハンデを加えられないだろうか。
たとえば・・・
勝率5割未満の3位チームがCSに出場する場合、対戦する2位チームには1勝のアドバンテージが付与される。
そもそも勝率5割未満のチームはCSに出場できない、など。
下剋上でシーズン3位チームが日本一になることが疑問視されつつあると私は思っているが、
シーズン勝率5割未満の3位チームが日本一になってしまうとさすがに問題視されるのではないだろうか。

■ 2 ■ 読書

犯人に告ぐ3(上下巻)※40冊・41冊目
やはり前2作とのつながりがあるので、第1作・第2作と続けて読むのがベストなんだろう。
ほぼ前2作の内容を忘れてしまった(前2作は処分済み)ので、シマッタ感はあったが、作中で前2作のさりげない説明はあるので、困るほどのものでもなかった。
犯人に告ぐ」はタイトルの通り、事件の犯人に対し警察側が映像メディアを使って通告するのだが、第3作目ではネット番組を利用。
犯人用のアバターも準備され、警察と犯人にしかわからないパスワードで犯人がアクセスできるようになっている。
ネット番組中に犯人がアバターで警察側とリアルタイムでやりとりをする。
しかし、紙媒体で作品を読む人間にとっては、ネット環境やしくみについて「ついていけなくなっている世代」が多いと思うので、今後も作中でのネット環境の説明は必要になってくると思うんだけど。

●太平洋戦争秘史(※途中)
新刊優先で後回しになってしまっていたが、徐々に読み進めている。
太平洋戦争のゲームはいろいろ持っているが、いずれも開戦後のゲームなので、開戦前の各国(大国の植民地とされる中小国等)の状況についてはほとんど理解していなかった。
本書は大戦前の状況と大戦中の経緯が書かれているが、大戦後現代に至るまでの状況がいろいろ変わっている国も多いので、その辺も少しでいいのでフォローしてほしかった。

●昭和の東京郊外住宅開発秘史(光文社新書新刊)※途中
表紙は東京郊外でアヤシイ不動産をインチキ不動産業者から買わされそうになっている中堅サラリーマンのレトロチックな図が書かれているのでとても目立つ。
藤子不二雄の作品でも「お買い得な不動産を業者から買ったが、市街化調整区域なので土地は買えても家は建てられない」というネタもあったが、とにかくよくわからない不動産屋のお買い得物件は怪しさ大爆発。
法規制により物件の詳細は記載しなければならなくなっているが、そんな法律のない昭和30年代前後にはサギ広告が乱舞していた。
本書の資料となっているのは、昭和40年代以前の昭和時代の不動産広告チラシで、地域も神奈川・千葉・埼玉にほぼ限られているが、とにかくひどい話が多い。
・案内所は南浦和だが、現地は茨城県古河市。(チラシには詳しく書いてない)
・案内所に行ったら広告物件は売約済みとのことで、代わりの物件に案内されたが、現地は埼玉県東松山市
業者が泣いて「せっかく来たのだから仮契約だけでも」というので仮契約し、そのあと解除すると違約金3割をとられた。
・風光明媚な地名を捏造し、あたかも環境が良いようにチラシに書かれているが、物件はどこなのか現在はわからない。

本書はインチキチラシを紹介し、当時がいかにひどい時代であったかを物語るのではなく、まず関東近県の振興分譲が進んだ時代背景の説明から入り、
チラシの紹介する物件の地域の開発事情も併せて説明している。

●落語の凄さ(PHP新書新刊)※途中
人気落語家5人との対話形式の本。
対話形式なので本の構成もユルイし、スイスイ進む内容。
まだ途中だが、桂宮治(30過ぎでサラリーマンから転職・入門し、10年で真打ち・笑点レギュラーにスピード出世)が考えていることがわかったので収穫。

■ 3 ■ ゲーム

ドラゴンクエストウオーク
なぜか他機への引継ぎ登録ができないので、このままでは300万歩以上歩いた結果とキャラクターの成長レベルを全部捨ててしまうことになりそうな状況。
レベルも60前後で徐行中(ウオーキングをさぼっているため)。
そんなとき、基本職と上級職の2段階しかなかった職業にさらなる上級職が誕生した。
「特級職」2種が今公開されている。(今後も追加される模様)
しかし特級職への転職条件が厳しい。
ゴッドハンド(戦闘級のマスター職)バトルマスターLv70以上&パラディンLv70以上
大魔導士(魔法系のマスター職)賢者Lv70以上&魔法戦士Lv70以上
レベル50以上なら条件に適っているキャラはいるが、70となるとかなりハードルは高い。
(※全キャラ基本職すべて50以上+上級職賢者・バトマス・スパスタは全員50以上達成。この3種の上級職以外に1人2-3種上級職50以上)
このゲームを起動させると常にGPS情報を拾いながらになるので、バッテリー消費がとにかく早い。

●スプラ3
第2王子からスプラ2名人の動画を観るように勧められ、いくつか視聴した。
「デス(殺され)をへらすためにやること」などは大いに参考になったが、今の私の戦い方は「交戦を避けてとにかく塗る」なので、戦法を切り替えたら成績がダウンした。
プレイの基本線はわかったので、チマチマ続けようと思う。
あんまり勝てないので、ランクはまだ19。カタログランクも70ぐらい。
第2王子のランクはとっくに30超。カタログランクは200を超えているらしい。所持金も「200万ぐらいいつも持ってないと駄目だよ」って言われました>私は所持金10万前後で推移。

■ 4 ■ その他

●アマプラ
いまさらながら、0080ポケットの中の戦争と、MS08小隊が観放題になった。
ほんとに今更感しかないが、ビデオテープは全部捨ててしまったので、1回流し観。
ガンダムやその他サンライズ作品の無料視聴化についてバンダイはとにかく「渋ちん」なので、いい加減にしてほしいと思う。
新作ガンダムはほぼ宇宙世紀の枠外の作品ばかりなので、宇宙世紀に関する作品は全部開放していいと思うんだけど。

●物価が上がった感がすごい
10月から物価がほんとに上がったと感じる。

・スーパーで買い物をしたとき
食料を買うときに、いつもと同じような買い物をしたつもりなのに、会計金額が上がっているような気がする。
かなりまとめ買いをするので、実感としてトータル1000円上がったんじゃないの?と感じている。

・大手チェーンの店で定食を食べるとき
もともと定食屋なのでメニューは豊富。値段は学生の時のころに比べて割安感は感じていなかったが、それでも安いほうのメニューを頼んでご飯を少なめにすると770円だった。
ところが10月になると、いくつか700円台のメニューがあったのに、激減でゼロに。
総合的に値段が上がったのだが、メニューもいくつか削減されていて、いつも注文候補にあがっていたチキンカツもなくなった。
同じメニューでも770円で食べられたものが840円になったので、さすがにお昼で800円ごえは、と考えてしまう。

亡くなった前々代総理が「物価2%上昇」が実現された形になったが、物価上昇を掲げたのはデフレからの脱却と、物価上昇後の賃金の上昇を目指していたため。
このまま物価だけが上がって賃金ががらなければ、税金を払うためだけに働いている感がこみあげてくる。

雑居時代
アマプラで視聴中。面白い。
ホームドラマは登場人物のなかで微妙な恋愛関係が生まれ、それが発展せずにモジモジしているところが面白いのかもしれない。
実際この番組を観ていると石立鉄男大原麗子が付き合ってるんじゃないかと思えてしまうが、ドラマで撮影しているだけなのだからそんなことはまるでないのだろう。

そんななか、本作でチラホラでてくるのが「石油ショック」と「物価が上がった」。
ホームドラマなので、食材の値段を気にする主婦のセリフもよく出てくるが、この当時(1970年代前半)のラーメン1杯の値段は260円。
(舞台となった飲食店のお品書きによる)
現在はラーメン1杯750円するのも普通なので、当時に比べると金額的には2-3倍に膨らませて考えて視聴している。
たとえば、このカメラを担保に15万円貸してほしいというシーンがあったが、これは現在の15万円で考えるのではなく、金額を膨らませて約50万円貸してほしいと読み替えると、どれくらいの金額を必要としているのかイメージがわく。
作中では大原麗子が「物価が上がった」「節約節約」というシーンがあるが、現代日本では物価は当時の3倍にまで上がっている。
大原麗子を含む、1970年代の主婦たちはどうやってこの物価が上がった感を乗り越えたのだろうか。そこが一番知りたい。