ツッコミどころの多い漫画の存在は実にありがたい。

あぶさん(斜陽編)

ホークス投手陣の核として20勝8敗の活躍をした景虎
和田、杉内、摂津、ホールトンにこの20勝投手が加われば投手陣にまったく心配はない。
しかし、来季に向けて「少し読者を心配させよう」という作者のちょっとしたイタズラが大きな失策につながりそうである。
日本シリーズ景虎は打者和田のところでワンポイントリリーフ。
チームの同僚が「フォームが違う」と指摘、これに対し「和田を抑える為に変則で投げたと弁明」。
その場はそれでおさまったが、結局のところは肩のケガ。
今回発売号では温泉治療にとりかかっていたが、開幕までに治るかどうかという状況。

日本シリーズの和田との対戦を原稿で書いていたのはおそらく日本シリーズ前、CSの頃ではないかと思う。
そのときは和田のメジャー挑戦は予想の範囲であったとは思うが、余計なヒトコトで杉内が球団を去ることを決意し、それがどう影響したのかホールトンまでごねだすとは思っていなかったのであろう。
このオフの大量流出で、チームの投手陣はガタガタに。
景虎も軸で投げないといけない状況になったのに、イタズラで書いてしまった「肩のケガ」が尾を引き、作者も今では後悔しているのではないだろうか。
開幕時に「治りました」のヒトコトで全力投球しても、しらけるだけだしな。
どうやって店じまいするか、そろそろ考えたほうがいいんじゃないか?>作者