てんとうむしコミックス第11巻であきらかになった「ドラえもん」の内部構造。
 じつはドラえもんは原子炉を搭載しているのである。
 
 原子力発電についてそのしくみを簡単に書くと
 1.ウランやプルトニウム中性子をあてて核分裂させ、分裂の際に発する高熱で水を蒸気に替える。
 2.蒸気で発電用タービンをまわす
 となる。
 火力発電や水力発電と基本的な仕組みは変わらない。とにかく発電用タービンをまわすことが目的なのだ。

 ドラえもんの構造を考えると原子炉で電気を発電し、その電力で動いている様子ではあるが、問題点がいくつか思い浮かぶ。
 1.ウランやプルトニウムはどこから摂取しているのだろうか?
 2.その廃棄物はどこから外に出るのだろうか?
 3.ドラえもん本体がジャイアンに殴られるなど強力な刺激を受けた場合、原子炉にも大きな影響があると思われるが、どこで制御しているのだろうか?
 ちなみにドラえもんの4次元ポケットには地球破壊爆弾など危険物がたくさん入っているのである。