読みかけの本が多数ある中、朝日新書から発売された「福島原発メルトダウン」(広瀬隆)を昨日購入、今日一日で読み終えた。
先日書いたブルーバックスの「日本原子力施設全データ」と内容は重複するが、ブルーバックスはデータが10年前のもの(出版がかなり前だから)。
原子炉時限爆弾(広瀬隆)もわかりやすい本ではあったが、今回の本は福島原発メルトダウンの後に書かれた本なので、記載されている情報が身近でスイスイ頭に入ってくる。
かいつまんで要点をまとめると・・・
・原子力発電所の安全基準は根拠がなくいいかげん
・今回の地震がM9に修正されたが、これは電力会社の保障逃れ(地震の規模が大きいと「想定外の地震」となり、国の援助が入りやすい)
・原子力発電がなくても十分な電力は供給できる
・近々原発推進論者の履歴を調べた本が集英社新書から出るらしいので期待(広瀬隆・著)