●外人烈伝・序

 以前(平成10年頃)作成した「外人列伝」の原本ファイルがライダーマンより送信されてきた。
確かに私が書いてみなに配ったものだが、やはり「あとがき」をみるに、基本的な記述は「成績の列挙」であり、コメントは補記的であることが書いてあった。

集計を始めた1980年代〜90年代初頭は外人枠が2人で、第3の外人を2軍に置くなどということもあまり行われていなかった。
つまり「外人=即戦力=ダメならクビ」だったのである。

 外国人獲得の背景については、あくまでもチーム内の弱点を補強するものであり、各チームの事情により獲得方針は大きく異なる。
これはチーム内のスタメン選手や空きポジションに影響する。これはチーム全体を見てみないと理解しにくい。
外人選手の解雇については「成績・貢献度第一」だが、表面上の数字に表れない部分も評価されていることがある。
これも試合の記録を丹念に見てみないとわからない。

 以上を踏まえて押入れから資料となる本を引っ張り出してきた。
・レコードブック
・スカウティングレポート
週刊ベースボール選手名鑑号
プロ野球60年

 次に回顧を開始する時期と球団の問題。
 レコードブックを買い始めたのが89年(近鉄−巨人の日本シリーズ近鉄3連勝4連敗の年)なので、この年からスタートし、近鉄からはじめるのが無難だろう。
 ひいきの球団を回顧するのであればいくらでも書けてしまうし、かといって低迷期の長い球団を追いかけてもつまらない。
 近鉄ならば少なくともあと1回、梨田政権時にリーグ優勝の経験がある。

近いうちにスタートすることにしよう。