4日月曜日、6日までのプロ野球日程を調べてみたら関東近県の試合はこの日の横浜vs阪神戦しかなかったので、試合観戦をライダーマンに申し出たが、腰痛と仕事とのことで見送りとなった。
買い物がてら駅前まで出かけてレンタル屋によってみた。今回借りてきた作品。

ヱヴァンゲリヲン「序」
 アスカ登場前、八島作戦まで。テレビ版と大きなストーリー変更はないので、ラスト数分程度しか目新しいところがなかった。
 セントラル・ドグマ内のリリスのマスクと今後のEVAシリーズが新設定になっているところが眼をひいた。
 カヲル君の登場が早まることは聞いていたが、なぜあんあところに寝ているのか・・・?

・皇帝のいない八月
 198X年に自衛隊の一部が武装決起する作戦が色々あって鎮圧されるというもの。
 昔ケイブンシャの大百科シリーズで「国鉄の列車が爆破される映画」の紹介がミニコラムにあって、高倉健主演の「新幹線大爆破」とこの映画が紹介されていた。
 ちょっと勘違いしていてこの映画も新幹線が爆破されるかと思っていたが、実際は寝台特急「さくら」であった。
 三国連太郎渡瀬恒彦吉永小百合加藤剛山崎努渥美清(チョイ役)などなど出演者が豪華。
 三国連太郎は「釣りバカ日誌」のスーさん役以外を観たことがなかったのだが、20年以上前の連太郎は恰幅がよく眼光に鋭いものがあり迫力があった。
 クーデター実働部隊のうち「さくら」号を占拠したのが渡瀬恒彦なのだが、言動が旧帝国軍を思わせるほど極端。
 そのセリフは「日本人は古来から動議忠誠心厚く、一億一体となった皇室を中心とした民族国家を形成してきた。しかるに今どこに愛国心があるか、日本固有の文化があるか!」
 「秩序は破壊されようとしている」「憲法改正はすでに不可能」などといったもの。
 現在の日本では無差別通り魔殺人事件が多発し、憲法も改正の流れが主流になっていく気配だが、渡瀬恒彦が訴えたことの一部が現実化している気がしてならない。