先月27日PB第7期最終戦消化時にライダーマンより十津川警部シリーズのDVDをまた借り受けた。
順次消化しているが、1日4本が限界のようだ(飽きる)。
例によって○が渡瀬恒彦版、●が高橋英樹版。
○上野駅殺人事件(シリーズ第3作)
・映像が古い(JR各線の車両が古く、京浜東北線・常磐線は単色車両)。
・島田陽子が若い。作中では35歳。喜怒哀楽の激しいソープ嬢役。私だったら多分その性格に我慢できなくなるだろう。
・作中後半、十津川警部が島田陽子にキスをするシーンがあるが、まったくもってその必要性を感じない。十津川警部ならぬ渡瀬恒彦の個人的野望の予感。
○九州特急つばめ殺人事件(27作)
・鹿児島に密入国してきた外国人女性がからんだ話。名取裕子が10年ぶりに十津川警部に再開するが、さすがに過去を回顧するシーンには無理があった。
・悪役が板についてしまった黒部進・登場。今回は期待を裏切った。
○飛騨高山に消えた女(39)
・芸術家の卵である美人女性に亀さんが執着して事件に巻き込まれる話。
●北帰行殺人事件(42)
・ミリオンセラーシリーズとして文庫版の再販がされている。
話のスジもよく、小説であれば一気に読みきってしまうであろう作品。
・平成シリーズ2作目の主人公・賀集くんがいい役をもらっているが、刑事にはみえないんだよなあ。
●愛と殺意の津軽三味線(43)
・もはやトラベルミステリーではない。
・長山洋子が出演しているが、長山洋子でなくてはならない理由がよくわかる。演歌路線に転向してよかったね。
●特急スーパー北斗1号殺人事件(44)
・自殺しようと北海道へむかう女性(大河内奈々子)が事件に巻き込まれる話。自称トラベルライターの男性が違った名前を名乗っていたら、はたして事件は解決したのだろうか?
・青田典子もバラエティに出てなければ十分美人だと思った。
●超豪華寝台特急トワイライトエクスプレス殺人事件(45)
・冒頭が西本刑事(森本レオ)の結婚シーン。まだ結婚していなかった設定に驚いた。
・トワイライトエクスプレスは京都から湖西線、北陸本線、信越本線、羽越本線、奥羽本線を経由して青森まで走る豪華寝台列車。早い話「スーパー豪華日本海」
・古手川祐子が出演。若い頃とぜんぜん変わらない女優だな。魔女だ。
●秋田新幹線こまち連続殺人(46)
・かなり流し観。
・作中で主となる女性役は藤谷美紀なのだが、はじめ中山忍かと思ったよ。
十津川警部以外の配役。
○=亀井刑事(伊東四朗)西本刑事(堤大二郎)安原刑事(山村紅葉)三上本部長(小野武彦)
亀さん以外の配役はシリーズ20作目頃?にほぼ固定される。
三上本部長があまりにも軽すぎるのが難点。
●=亀井刑事(愛川欽也)西本刑事(森本レオ)北条刑事(山村紅葉)三上本部長(夏八木勲)
亀さん、西本刑事のイメージはこちらの配役のほうが好き。
山村紅葉は刑事であれば名前などどうでもいいのであろう。
DVDのストックはまだまだあるので、事件は今後も続く。