グインサーガ116巻読了。
ムチャクチャに強い無敗の帝王ガンダルとの対戦をヒキにヒキまくったわりには、アッサリとしていた。
ガンダルが実は人間ではなく、ヤンダルゾックやアモンの手先であった・・・という展開も考えていたのだが、こうもアッサリ終わってしまうとは。
もともとタイス編自体、パロまでの寄り道程度なので深いプロットは仕込まれていないのだろう。

「古寺を巡る」を購入するために本屋に立ち寄ったところ、文庫コーナーに新刊が並んでいたので色々購入。

・「夢の超特急、走る!」(文芸春秋

昭和39年に新幹線が開業するまでの技術開発の話。この手のドキュメントモノは過去にも何冊か読んでおり、好きな分野なので迷わず購入。
作者は光人社文庫でも紫電改や剣部隊のエピソードなどを執筆している碇義朗。この人の文章はわかりやすいので、これも購入の判断材料。

・「遊古疑考」(河出書房新社

松本清張の古代史研究本。ここしばらく清張の古代モノに注目しているので、タイムリーな一冊。

・マイベストミステリー(1)(文芸春秋

4巻まで並んでいたが、いっぺんには読めないので1冊購入。
この間講談社で発売されていた「謎001〜002」も東野圭吾宮部みゆきがセレクトしたミステリー集だが、謎シリーズは1年に1回程度の刊行ペース。
謎001では東野圭吾が1970年、1980年、1990年のミステリーの中からベストをチョイスする条件付。
(謎002では宮部みゆきが1971年、1981年、1991年からチョイス)
モタモタ刊行している講談社を尻目に、文芸春秋がイッキだししてしまったという感がある。

宮沢賢治もほったらかし、梅原猛円空はとりかかったものの保留(神仏習合のことにふれてあるので非常に興味深いが、ハードカバー本なので通勤には持っていけない)、
漱石も「夢十夜」の後の短編・永日小品が夢十夜を読みやすくしたような軟投作品?なので停滞中。

秋のうちにこなせるだけこなしておこう。