京都TKSを応援しよう!と表題をつけているが、今回はファンの力強い応援のおかげで1勝ゲット。

■第6期第4日 南国セレベス戦

C 010 000 020 =3
KT 000 004 00X =4

山本(4)●火吹(1 2/3)杉山(2 1/3)
○井口(6)児玉(2)来栖(1/3)小沢(1/3)S福永(1/3)

2回表、セレベス先頭の古橋が井口からソロ本塁打で先制。KTはそのウラ2死23塁で得点できず。
1−0のまま試合が進むかに見えたが、3回表2死2塁で4番神田川がサードゴロでチェンジになったときに異変が発生。
京都の熱烈的なKTファンが暴徒と化し、フェンスをのりこえてグランドに乱入。セレベスベンチになだれ込んだ。
本日球場にやってきたセレベスの一軍選手25人のうち18人がなんらかの攻撃を受け、うち4名が担架で運ばれ退場することになった。

(ルール上は20名以上が攻撃を受けた場合、没収試合となり9−0でビジター側の勝利になるが、18名なので試合はそのまま続行)

ここで球場をあとにした4名が実はセレベスの急所で、本塁打を打った古橋が退場、その古橋の守備固め要員である小賀も倒れたため、センターには普段代打起用しかされていない北野が守備についた。
また、開幕投手をつとめた経験もありながら、若手の台頭でまだ今期登板していない(元)エース天城も今日の試合で2番手での起用が予想されたが、全治3日のケガをおって退場。
しかも得意球のスライダーの球威が微妙に落ちるというオマケつき。天城の登板で他の投手を休ませる算段であったセレベス監督の思惑をだいなしにし、そのシワ寄せが先発要員の杉山にのしかかった。
(@1名は代打屋+控え捕手の磐梯)

センターの守備に大穴(守備C、肩+20)があき、しかも守備を固めることができないセレベスは1点勝ってはいるが、まさに薄氷のリード。
テンプルナイツは4回、5番氷川の3塁打で無死3塁の好機をモノにできず、穴が開いている外野にフライすら上げられない打撃陣に憤慨。
この憤慨が回を追うごとに焦りに変わっていった。しかし・・・・好機到来。

6回、セレベス2番手火吹から先頭竜崎が安打で出塁、続く氷川も安打、さらに神楽坂が見事なセンター狙い撃ち卑劣安打で同点(センターの緩慢な守備のおかげでホームのセーフ確率は95%)。
7番蔵馬がファーストフライで1アウト、8番代打東雲がまたもセンター返し。2塁走者氷川もセンターからの送球が到達する前にラクラク生還。逆転。
9番井口の代打・熱気バサラはここで痛烈な打球を放つが、サード・ベルモントが捕球してすばやく2塁へ送球、セカンド久世光が一塁へ転送してチェンジとおもいきや・・・・
久世光の送球が大暴投で2塁走者神楽坂は3塁を回って生還、代打バサラも2塁へ到達。
この時、3塁側ベンチから暴徒の襲撃で損傷している球団備品がさらに破壊される音がした。備品は大切に。
1番宅鷲を迎えたところで火吹降板。3番手は天城のしわ寄せを受けた杉山。ところが宅鷲にいきなりタイムリーを打たれセレベスの失点は4に。
2番巴が凡退して悪魔の6回は終了した。

セレベスも持ち前の打撃力で8回に2点を返し、9回も先発ローテ入りしている守護神・来栖がコントロールで苦しんでいるところを攻め2死12塁まで攻め立てるが、最後は相馬が倒れゲームセット。

KTファンのみなさん、ありがとうございました。

※ちなみにソロ本塁打を打った(ダイスを振った)のはセレベス監督(2号)、打撃アクシデントで00を出したのもセレベス監督、18人の負傷チェックを決定したのもセレベス監督。
私は何もやっていません。今後はあつものに懲りてナマスを吹くように、安易な先制点はとらないようにすることをオススメします。


■第6期第5日 鳥取グリフォンズ戦

レッドフラッグス監督のブログ(mixi)に「速球派投手の終焉」というコラムがあったが、つまるところPBも第6期を迎えると各球団が速球・カーブの打撃力の強い選手がスタメンに入るので速球を武器にしている投手の活躍できる場面が減るということ。
これは当然の流れなので、速球派投手は他の変化球をマスターするなどして速球以外でも勝負できるようにしなければならない。
レッドフラッグスのエース速水は球界でも指折りの速球派。毎年開幕投手をつとめるのが当たり前となりつつあったが、今期は開幕の相手が豪打をほこるザクリーバース。
エース速水は突然の腹痛を訴え、登板を回避させたという(監督も監督で、エースなんだからハライタぐらいなんだとハッパをかけるべきなのだが、それじゃあしょうがないねとアッサリと了承したらしい。両者ともにプライドがないのか)。
ちなみに急性腹痛の速水は翌日の加賀屋スプリングス戦に志願先発し、ハライタを思わせない好投をみせている(9回完投、しかしソロ2発被弾含む3失点で敗北)。

話はそれたが、世に言う速球派投手はプライドをかなぐり捨てて登板する時代になってしまったということ。
ではプライドを捨てた速球派投手はどこに行くのか?

それは速球打ちの練習が不足しているわが球団に準備万端で襲い掛かってくるのである。

と、いうわけでグリフォンズの先発は球界きっての速球派・乾。
わが球団としては、初球のストレートを見逃してからようやく打撃姿勢にはいらざるを得ないので、非常に屈辱的である。

KT 000 002 000 =2
Gr 000 000 030 =3

天羽(6)ウリバタケ(2/3)●レコンキスタ(0/3)南(1/3)小沢(1)
○乾(7)長崎(1 1/3)S伊能(2/3)

先制したのはKT。6回、4番竜崎ヒット+盗塁、5番神楽坂が先制2塁打。6番氷川も2塁打でさらに加点。
しかしこの2点を守るべき2番手ウリバタケがだらしなくランナーを出した上にあっさりバントを許し1死23塁。8番ベガを浅い外野フライに抑えたところで自分からマウンドを降りてしまう。
3番手で登板したのはレコンキスタ。1塁が空いているので、グリフォンズ手前味噌の代打屋が出てきたら即座に歩いてもらうつもりだったが、代打に出てきたのは100点満点で65程度の江国。ラッキー!
ここで安易に得意球のシュートから入ったのが失敗。カーブ・ストレートから入るべきだったのだが、初球のシュートを狙い打たれ、逆転3ランを浴びる。
バカヤロウ!グリフォンズ球場の3塁側ベンチの備品が壊れる音がしたが、ここの球場は備品がすべて砂なので壊れることはないらしい。備品は大切に。

正直冷静さを欠いていたKT監督の頭に浮かんだのは、レコンキスタに如何に制裁を加えるかということ。
格好の獲物が次のバッター・扇島。この選手はとにかくインコースのボールが来ると怒り出すというフダツキで、レコンキスタの制裁役としてはまさにうってつけ。
扇島を挑発してレコンキスタをブン殴らせ、審判様にこの問題児を試合からサヨナラしてもらおうという算段。レコンキスタが怪我するようなら懲罰も含めて二軍に落とせばいい。

初球。扇島のフトコロに投げ込んだボールがなんと扇島本体に命中!負傷チェックというちょっとヤリスギの結果が出た。
出目05・運−4=01 10日間のケガ!

ケガの痛みも忘れて扇島はレコンキスタに殴りかかるが、レコンキスタはヒョイとかわしてKT監督の懲罰作戦も失敗。
担架で扇島は球場を去り、レコンキスタは危険球を投じたということで退場。
グリフォンズ監督の悲しみが球場全体に広がった。
試合は9回1死12塁で登板したグリフォンズ伊能が好救援で締めくくり、グリフォンズ勝利。しかし心のダメージは1勝ぐらいでは癒されそうにない。