怨み屋本舗(SP2本+REBOOT)

今回借りたDVD群の中で、今のところ一番の作品。
話の展開は「魔太郎が来る!」と同様で、序盤でひどい目に遭った人たちが怨み屋に復讐を依頼するというのが基本的な展開。
自分自身がストーリーと同様の体験があったらとてもみていられない。

いくつか新発見があったので、列挙。

・REBOOT本編「苦いタバコ」 
 闇金屋のトラップにひっかけられた善良な飲食店主が、借金をかぶせられた上に殺害され、さらに闇金屋は保険金の受取人である子供に全額を請求するという話。
 闇金屋「にこにこローン」の若社長が黄川田将也
 どっかで見た顔だと色々検索してみたが、近年?映画化された「ライダー ザ ムービー」の主役をやっていた人でした。
 映画に出演した後にREBOOTにゲスト出演した形になったが、早くも悪の手先になってしまった。

・REBOOTの前に放送されたSP
 新興宗教の撲滅を依頼されるSP2と、その前に放送された自分の子供を灼熱の車内に放置して保険を受け取って若い男に走った母親に怨みを晴らすSP。

 SP1の無責任な母親が子供を放置殺害した後、夫と離婚して若い男に走ったが、この若い男はつい先日まで王子のために録画を続けていた「シンケンジャー」にレギュラー出演していた人(シンケンブルー)。
 まったくこの番組は、正義と悪のハザマに漂っている人物ばかりなんだ・・・。

・怨み屋の存在に気づき、報道番組として成立させるために情報を集めていたレポーターの星影静香(長谷部瞳)。
 木下あゆ美が独特の雰囲気を出す特異な美人であるならば、こちらの長谷部瞳は正統派の女優。
 悲しいかな美人以外これといった特徴を感じない。
 所属する事務所との契約更新ができなかったことを契機に引退説が流れたようだが、本人はその気はないらしい。
 ブログなども閉鎖されていて現在の動向は不明。

・REBOOT最終話
 理性を保ち、怨みに飲み込まれないと宣言していた人物が最後にどうなるのかが気になっていたが「コレが現実だろう」という結末に終わった。

・続編の放送があるのならばぜひ期待したい番組だが、原作つきなのでそのへんの兼ね合い次第だろう。