結局「落ちゲー」のおかげで選手名鑑もじっくり読むことができず、このままだと開幕を迎えてしまいそうなので書けることは書くことにする。

セ・リーグで注目なのは横浜大洋
6月には優勝はあきらめなければならないあのチームを新鋭・尾花監督がどう立て直すのか。
まずもってこのチームの課題は先発投手。
昔遠藤・斉藤明夫らよくて2本だった先発が優勝した99年以外結局充実しないまま現在に至っている。
このチームは伝統的にドラフトで獲得した投手が伸びないことが主因。
年齢的にも若くなく、即戦力で使わざるを得ない小林を先発として使い続けるのは仕方ないにしても、新人時代の桑原を春先から先発させるのはどうかと思う。
結局シーズン中盤以降は他球団で実績のある石井(中日)真田(巨人)小山田(広島)が目立ってしまう。
(寺原は先発要因として勘定されている)
いまひとつ成長しきれない那須野に見切りをつけてロッテから清水を獲得したのはいい判断だと思う。
ストッパーは山口の先発転向で再び空席になる見込み。速球派の新外国人を起用するようだが、球が速いだけではストッパーは務まらないのは過去に獲得したホワイトサイドの例でも明らか。
監督の投手を見る眼は確かであろうから、適材適所な投手起用には注目したい。
野手は右の大砲・好打者がそろっているが、捕手と中核の左打者が不在。
捕手は同じくロッテから打撃のいい橋本を獲得したので、おそらく細山田との併用になるだろう。
左打者は昨年日ハムに在籍したスレッジを獲得、3番内川・4番村田・5番スレッジ・6番吉村というクリンナップになるだろう。
ただスレッジは昨年を見る限りではスランプ時はスタメンおちしたこともあり、シーズン通して活躍できるかどうかは疑問。
野手のコマ不足も深刻で、石井を放り出して起用している石川も今ひとつだし、村田・内川ら主力の控えも層が薄い。
金城もここ近年なぜか急激に老け込んでいるし、外野手も人材不足。

ルイスの抜けた広島とビリ争いをすることになりそう。

◎その他
広島〜巨人〜西武に在籍した江藤がさりげなく巨人の育成コーチに就任した。
ジャレコの初代「燃えろ!プロ野球」でしか見たことのなかった中日・蓬莱選手が横浜の育成コーチに就任した。