●4月19日現在、チーム防御率5点台2チーム、4点台後半1チーム(セ)
「ボールが飛びすぎていました」統一されたはずの統一球が飛びすぎるボールであることが発覚したが、その影響からなのか先発陣が崩壊しつつあるチームが3チームもあった。
4月19日現在の順位表は次のとおり。

首位 広島 13勝5敗 得点76 失点53 HR23 打率238 防御率2.40
2位 阪神 12勝8敗 115−102 HR14 打率294 防御率4.94
3位 巨人 11勝8敗 91−81 HR22 打率299 防御率3.96
4位 中日 10勝9敗 91−80 HR13 打率281 防御率3.81
5位 ヤク 6勝12敗 86−110 HR20 打率291 防御率5.80
6位 De 4勝12敗 67−110 HR12 打率241 防御率5.58

マエケンバリントン、野村、篠田、大瀬良と先発陣が揃っており、抑えも若干不調のミコライオ以外にも永川勝・一岡を介する広島が首位。
スカウティングレポートでは「振り回すだけで当たれば飛ぶ」と酷評されていたエルドレットが好調。
・先発陣が崩壊しつつある阪神。先発陣の再整備を行うと宣言した和田監督であったが、榎田を先発からはずし歳内・秋山ら若手を起用するも結果につながらず。
榎田が再び先発に戻ったが、5回持たない状況。打率4割・打点29のマートンが活躍し得点源となっているが、打線頼みではいずれ失速するはず。
・大型補強でブッチギリ首位かと思われた巨人。昨年無敵を誇ったマシソン、山口、西村(いわゆるスコット鉄太朗)がいずれも不調で終盤の勝ちパターンを確立できず。
マシソンが試合を壊そうと中継ぎで使い続けられているが、マシソン以下の調子なのが山口と西村。
投手陣が心配なこの時期に巨人がセペダ(キューバの4番打者・外野手)を獲得するとの情報が。
打率365のアンダーソン、297のロペスがおり(アンダーソンは守備が下手なので中盤で松本哲に交代することが多く、調子を落とすか弱点がばれると規定から脱落するだろう)阿部がケガで試合に出れないことがあるときに一塁で起用したくてもロペスがいるので試合に出れない状況。
高橋由、亀井なども控えになっている。投手陣はこのままのほうがペナントが面白くなるのでかまわないけどね。
・先発の駒が不足し、田島・岩瀬も磐石ではない中日。4番に平田をすえた打線が好調。
・投手陣が壊滅的な状況にあるのがヤクルトとDeNA。
ヤクルトは小川を軸に石川、古野、秋吉らが先発しているが、小川以外は安定性に欠き、頼みの小川(3勝)も18日に打球を受け降板。
秋吉は中継ぎへ転向し代わりに八木が先発へ。バーネットが離脱し、石山・カーペンターも今ひとつの状況。
・ヤクルトなみにひどい状況なのが目下ダントツビリのDeNA。
開幕の三嶋がズッコケで2番手の井納(3勝)が好投するも、3番手三浦は18日に広島に5本塁打を浴び2軍落ち。
久保、モスコーソ、尚成がそこそこ投げゲームを作っているが、調子の上がらない山口が打たれ、ついにはソーサも打たれサヨナラ負け。
先発で軸になっていた高崎も中継ぎ起用されているが、失点を繰り返す。
ヤクルトは長打の打てる1番打者山田、足の速い上田を起用しバレンティンにつなぐ野球で点を取っているが(ミレッジは登録抹消)DeNAは新打線の石川・山崎が機能せず、ブランコの抹消で大幅な組み換え。
石川・山崎・梶谷・ブランコ・筒香(多村)・バルディリス・荒波・捕手 という打線だったが、遊撃に若手の白崎、ブランコに代わり中村紀。
5月が終わる頃にはどうなっているか・・・

オリックス
出塁率の高いヘルマンを獲得したのは、守備がために森脇監督が入ることを計算に入れたんじゃなかったのか。