今月の頭に取得した夏休み、出雲旅行もはるか昔のような気がしてきたが、なんせ途中のままなので続きを記録。

●出雲旅行2日目。
この日のメインはもちろん出雲大社、それも60年ぶりに公開になる(一般公開は初らしい)本殿内部の拝観。
この時のために今回の旅行は企画されたわけだし、何事においても本殿拝観は優先事項。
玉造温泉の旅館から出雲大社までは車で1時間程度。駐車場があるがそこに停められるという保証はない。
駐車上に車を停め、9時に配布がはじまるという拝観整理券をゲットするためには旅館を一刻も早く出発する必要がある。
ところが朝食のスタートは7時。52種類のバイキングというから楽しみではあったが、バイキング前に出発することが決まったのでやむなくスルー。
宍道湖畔のローソンで朝食を買い、とにもかくにも出雲大社へ移動。
問題の駐車場・・・・イッパイであることが予想された場合、出雲大社の手前にある旅館に駐車させていただく段取りになっていたが、思いのほかスムーズに進んだので出雲大社の駐車場をのぞいて見ることに。
現地に到着すると、既に車の列。ダメかな〜と思いつつ、警備員さんに確認をとるとOKとのこと。奥(出雲大社寄り)の一角に停めることができました。ラッキー!
出雲大社の整理券の列は・・・・・すでに大分ならんでいました。いまから並んで午後の拝観になったらどうしようかと話し合いつつ、ゆるやかに前進。
ここで気になる私の服装。注意されるのではないかと少し焦っていましたが、並んでいる人たちを見ると、スニーカーありサンダルあり、ジーパンあり、Tシャツあり・・・。
その人たちは「整理券をもらう際にはその格好でも大丈夫ですが、本殿拝観のときは正装に着替えていただきます」という注意をうけ「え!?」という顔をしていた。
私は「なんだ、君たちそんなことも知らないのか。戦いとは常に2手3手先を読んでおくものだよ・・・」と心の中でニタニタ
しかしその実態は・・・・ズボン=空港で購入したチノパン。すそ合わせをしていないので、そのまま履くと松の廊下。
ベルト=ハサミで切断していないため、これも長すぎ。余剰分は誤魔化してなんとかズボンが落ちないようにするのが精一杯。
一応ベルトまわりはウエストポーチで隠蔽。正装には程遠い。
30分程度並んで整理券を無事ゲット。配布も早めにはじまった様子。拝観は10時。それまでは出雲大社のまわりを散策することに。

周囲には仮拝殿やスサノヲを祀った神社などがあるものの、暑いし時間ももてあまし気味。
日陰で亀井さん、展さんと涼んでいると神社のスタッフに注意をうけて退散する若者が数名。
手に持っているのは携帯用ゲーム機。ここでこれまでの道中で2号が話していたことが頭に浮かんだ。
2号曰く、今住んでいるアパートの目の前にある駐車場に、休日の昼間突然車でやってきた若者数名。車を停めた後、全員がゲーム機を片手に外へ出て車座に。
しばらくすると「しね、しね!」などという不穏当な叫び声が続いたので、ベランダからそいつらをしばらく睨みつけているとソソクサと退散したらしい。
今おおはやりしているPSPのモンスターハンター。駅だろうが電車の中だろうが所かまわず熱中して叫びはじめるので、この手のヤカラは目立つし迷惑。
まさかこんなやつらが出雲大社まで来ているとは・・・・・。
さすがにゲームに熱中して不穏当な発言こそしていなかったようだが、出雲大社でゲームすることはないだろう。
1日目の八重垣神社の鏡池にあった戒めの言葉「今後の人生の要所で幾度となく神罰が下るでしょう」、この言葉をそのままコイツらにくれてやりたい。
そして、今すぐ帰れ。

10時の拝観前になると整理券の列はかなり少なくなっていた。
想像するに朝9時前に並んでいた連中は「気合入り組」。
そんなに慌てることなかったかというとそれは「結果論」で、今思えば空港で時間ギリギリまで買い物をしなくてもなんとかなったような気がしなくもないが、そういった労力はすべて「安心」を買うためにそそがれたのだ。
9時から30分刻みで拝観がはじまったが、1回の時間帯で拝観できる人数は400人。これだけの人数がいっぺんに拝観するのは無理なので、大きなテント内で神社スタッフの説明を聴きながら待機。
ここで私が2号、ささこさん、展さん、亀井さんの1列前に座ってしまい、柴さんははるか反対側に着席。
順番に本殿への移動が始まると、私の列で見事分断。反対側に着席していた柴さんと合流して一足お先に拝観。
普段入れない本殿へ・・・・・。(本殿拝観編へ続く)

ここで(1)整理券を並んでいるとき(2)拝観準備で私が着席した席(3)3日目空港ですぐ飲むために地ビールを購入する時、この3つのポイントで一つの共通点に気がつきました。
詳細は3日目の空港編で書きます。