第3回ゲーム大会をRF監督宅で開催。メンバーは第2回同様、1号、V3、ライダーマン、RF監督の4名。
最近新しいゲームをライダーマンが購入していたので、そちらを中心にプレイ。
ゴア、ケイラス・マグナカルタ以外は初プレイ>私
※今回は色々考えるゲームが多かったので、どのようなゲームであるかの説明は省略します。
アドレス貼ってあるのでそちらを参考にしてください。
●ツタンカーメン http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=168
シンプルながら考えるゲーム。みんあでゴールに着いた後に計算するのかと思っていたら得点計算はゲーム中に行うので、ゴールに着くつかないはあまり関係がない。
ゴールまでのタイルが並べられた際に全体を眺めることが大事。
本当の勝負は次回だね、次回。
●バベルの塔(2回) http://ejf.cside.ne.jp/review/derturmbauzubabel.html
8つある古代文明の建築物を作るゲーム。
工期は3期に分かれていて、1回の工期に必要となる工事の労働力(職人)をどれ位もっているかでその建築物に対する勢力が決まってくる。
しかし工事を行う際には必ず事業内容を公表し、他プレイヤーの援助をあおがなければならない。
たとえば、「ポセイドン像・第1期工事」については「石工職人・4枚」必要な工事であったとする。
自分ひとりで石工職人4枚のカードを持っていて他プレイヤーの援助など必要なくても、他プレイヤーの援助は必ずあおがなければならない。
プレイヤーA・1枚、B・2枚、C・3枚のカードをそれぞれが援助を申しでたとすると、Aの協力を得て自分はカード3枚の消費で工事を完成させてもいいし、AとCのプレイヤーに工事を全部まかせて終了させてもよい。
(投入した労働力分だけ、そのプレイヤーのマーカーを置く。はじめの例だと自分3・A1、次の例だとA1・C3。他プレイヤーから出された労働力はそのまま受け入れるしかないのでCの3人のうち2人だけを徴用するということは不可)
工事を完了させた場合は、工事完了チット(勝利得点・VP)を得ることができるが、最終的に建物を完成させた場合(第3期工事終了後)その1期〜3期の工事を通してその工事に労働力を投入している上位3位までのプレイヤーにVPが入る。これが大きい。
第1期工事で足がかりを作り、第2期工期で地盤固めをするのが望ましいのだが、必要となる職人は工期ごとに異なるし、勿論他人の妨害なく工事は順調に進まない。
また、工事の際に必ず募集しなければならない共同事業のお知らせがまた悩ましい。
募集を受けた他プレイヤーは職人を派遣する人数を考えなければならない。
協力を指名された場合はその労働力はなくなってしまうので、他の工事にその労働力を投入したい場合は募集を無視すればいいのだが、労働力の提供を断られた場合は提示した労働力の分だけVPになる。
むしろ労働力をたくさん提供するフリをして相手に断ってもらうことを画策したいのだが、ねらいをみすかされて共同事業を全面的にまかされて泣く泣く工事に着手するということにもなってしまう。
(勿論当初予定していた本命の工事に労働力を投入できなくなり、大きな影響がでてしまう)
逆に、他プレイヤーから提示された労働力をどう選択するかということもまた悩ましい。
他プレイヤーの協力など必要なくても、申し出を断ってしまうと「お断りに対する謝礼VP」が他プレイヤーに入ってしまう。
また「労働力を全部相手プレイヤーに提供するかわりに、建築物完成に伴うVPチットをよこせ」というカードを全プレイヤーが常時使えるので、このカードを混ぜられた場合もまた考えなければならない。
たとえば、前述のポセイドン像第1期工事の例でいくと、プレイヤーBが2枚+チット獲得カードを出していた場合にBとコラボを行うと、本来なら自分2+VPチット獲得・B2という勢力分布で第1期工事が終了するが、チット獲得カードを混ぜられている場合は自分4・B0+VPチット(B2の労働力をゲットする代わりにVPチットはBに)となってしまう。
自分の勢力を多く残してVPチットをあきらめるかどうかの選択をせまられる。もちろん共同事業参加者全員がチット獲得カードを混ぜてくることがあるので、事業主の思惑を他プレイヤーにみすかされてしまうと、これまたひどいめにあう。
第1期工事で地盤固めに成功はしたもののVPチットをかすめられ、その後の第2期以降の工事は誰も手伝ってくれないということにもなりかねない。
1回目は基本ルール、2回目は選択ルール(一部チットの交換)でプレイ。
1回目は特殊カードの効果によって私が1位になり、2回目はRF監督が勝利。
●テーベの東 http://mobius-games.co.jp/cart/1_408.html
私は今回が初めてだが、他プレイヤーは先週プレイ済み(2回)で、一日の長がある。この一日の長は実にでかかった。
このゲームはレビューにもあるように、古代文明の遺跡(ギリシャ・クレタ・エジプト・メソポタミア・パレスチナ)を発掘してVPを競うゲーム。
発掘品タイルは古代弁明ごとに袋が用意されていて、その中にスカも含めた掘出物タイルが入れられている(スカ半分)。
発掘をする際には該当する文明のズタ袋の中に手を突っ込んで無作為にタイルを取り出すのだが、1つの文明について発掘を試みることは1年に1回のみなので、十分な準備(勉強)が必要。
(知識がほとんどない状態で時間をかけて採掘しても効率がよくないので、ある程度の知識は必要)
しかし全部の文明の事前準備(勉強)をして発掘をしていては確実に間に合わないし、無理。
1番はじめにその文明の発掘を行うと、VP1のアーティファクトを無条件にもらえることと、VPの書いてある発掘品(アタリ)をひいたらアタリタイルのみ袋から取り除かれてスカタイルはまた袋に入れられてしまうので、後になればなるほどスカ率が高くなる!
せめて5つのうち3つの文明について勉強し、一刻も早く発掘作業に取り掛かることが重要。
結局ヒキが悪いと全然勝てないゲームなのだが、袋の中に手を突っ込んでドキドキする時の感覚は、子供の頃夜店のクジビキでクジを引く感覚に似ている。
他プレイヤーが発掘に成功する瞬間をまのあたりにすると無性に焦りがこみ上げてくるし、ましてやついさっき私が掘った文明から貴重なモニュメントが出土したりしたら怒りも追加してこみあげてくる!
・・・・今回はRF監督がエジプト・メソポタミアでブルドーザーを使った集中的な掘りおこし祭りのおかげで他プレイヤーがゲンナリ。
それならばとツケヤキで勉強したクレタ文明の発掘にむかったが、でてくるのは砂ばかり。
クソッタレ、砂の中に現代のお土産用ハニワキーホルダーでも混ぜて埋めたくなってくるぜ。
不本意ではあるが反則的な確率で貴重な発掘品をゲットしたRF監督が勝利。
本当の勝負は次回以降だ!
●ゴア(2回)http://ejf.cside.ne.jp/review/goa.html
ここ何年かプレイしていなかったので、全員でマニュアルを読みながらプレイ開始。
1回目は終盤まですすんだものの、重要なルール間違いがあったので一応最後までプレイしたが練習扱い。2回目であらためて勝負。
植民地経営を行いながら、造船・収穫・増税・特殊カード獲得保持などの技術レベルをアップさせて有利にゲームを進めていくことが目的のゲーム。
農場タイル・特殊タイルと先頭プレイヤー権をセリにかけるのでお金(非公開情報なので秘匿OK)は重要になってくるが、お金はセリ以外で使えないので収穫・造船などを伴った地道な技術レベルのアップも重要。
植民地を開発するためには宣教師も必要なのだが、宣教師は技術レベルを上げて底上げをする以外特殊カード・タイルでないと保持することができないので宣教師ゲットにも苦労する。
とにかくお金・アクション数・作物、なにかが絶えず「足りない」のだ。
ゲーム終盤、地道に技術レベルをアップし4箇所目の植民地経営にも着手したが、特殊カード(技術レベルアップの際に船不要2回、作物不要2回、お金でアップ1回)で技術レベルを上げたRF監督が勝利。
他3人からはコストのかかるこの技術レベルアップに非常手段を使ったことに対し非難が集中。
「やりすぎだ」「もう一度ゴアをやって2度同じことができると思うなよ」「俺の父ちゃんはレビル将軍のともだちなんだぞ!」等。
●ケイラス・マグナカルタ http://ejf.cside.ne.jp/review/caylusmagnacarta.html
前回につづき2回目だが、タイル全体を見てなにが枯渇しそうなのかをキッチリ見極めるべきであった。
序盤あきらかに遅れをとり、後半追随したが全然届かず。
序盤は献上、中盤からは建築。うまくシフトすることが大事・・・。
サンクトペテプブルク同様、シフトチェンジが重要だがどうも難しいよなあ。
ここでも序盤献上・終盤建築を行ったRF監督が勝利。
司政官ルールが入るとまったく頭が痛くなる。