第1255話 愛と幻想のコメットさん

*[その他]

#1255 愛と幻想のコメットさん(ネタバレあり)

■ 1 ■ ゲーム

スパロボ大戦30
スーパーロボット大戦30周年記念作品でありながら、ゲーム進行はかなり後回しになっていて、現在2周目の終盤。
2周目は難易度ハードなので20段階改造のうち10段階でほぼ互角程度の戦力が登場する。
しかし・・・・ゲームとして完成されているからなのか、新作をプレイしても新作感がなく、いつしかインターミッションもすっ飛ばすようになり、ただシナリオをクリアするだけの作業になってしまっている。
今作ではオート機能が付いたので、オートにしてしまえば電源を入れるだけのゲームに・・・
新作感がないのは仕方ないにしても、30周年記念という割には、期待していたほどのイベント感がないのはなぜだろうか。

グルンガスト30THが出てこない
スパロボシリーズのオリジナルロボが登場したのが第4次(第3次ではサイバスターらが出ているが主人公機としての登場は第4次から)
本作でヒュッケバインがリデザインされいて主人公級にふさわしい活躍をするのはいいとして、どうせならグルンガスト30THも出してほしかった。
第4次でロボ形態・飛行形態・タンク形態に変形し、そこそこの活躍度合いだったが(第3次でいうダイターン役)、アルファシリーズでゼンガージンボルトが参式で登場してから私のお気に入りに。
龍虎王やダイゼンガーよりも参式を使い続けたかったのだが・・・。
話はそれてしまったが、30周年記念というならば、過去のあらゆる登場作品を総動員して、プレイヤーに選ばせるぐらいの選択肢はあってよかったではないだろうか。
・登場作品が少ない
登場作品が多いとコスト増につながるので制限はあって当たり前だが、節目なのだから‥と思ってしまう。
新規参戦作品はスポンサー側から見て作品の認知度を高めることと、その作品のグッズ・映像を売ることが目的。
しかし興味もわかない作品をぽろぽろ登場させるよりは、過去の作品からもっとチョイスしてもらいたかった。
興味なし=ナイトアンドマジック、マジェスティックプリンス
飽きた=ガンソード
・事典図鑑の充実、カラオケモードの搭載
未登場作品であっても、過去のデータを全部載せてしまうという方法もよかったのではないだろうか。
作るのが一番大変かともうが、カラオケモードを・・・

■ 2 ■ 読書

悪霊島(下)(※6冊目)
20年以上前に一度読んだ作品なので、これといった感慨はない。
1979年から1980年に雑誌連載されていた長編ミステリーなので、首尾一貫すべてが完全決着しているかというと疑問に思えるところもある。
この作品が映画化される(1981)ときにさんざんテレビでCMをやっていて、主題歌がビートルズのレットイットビーだったので、そのイメージが強い。
金田一耕助役は鹿賀丈史(かがたけし)、のちに「料理の達人」でおなじみになるが、この時は古谷一行石坂浩二以外の金田一耕助は認めがたかったので違和感はあった。
このレットイットビー(およびゲットバック)を作中を使用してしまったため、版権の問題でなかなかテレビ放送されず、新たなキャスティングでテレビドラマ化されるのは10年以上後のことだった。
(映画・テレビの情報元はwiki)

悪霊島(映画)1981
補足。金田一耕助シリーズの長編には必ずと言っていいほど、事件に大きくかかわるヒロインが登場する。
文中ではとにかく美人の誉れが高いことが描写されいるが、どんな美人かというとそれは読者のイメージによってしまう。
それが映像化されたときに、こういう美人だったのかと明確化される反面、自分のイメージが壊れてしまうことがある。
この悪霊島(映画)のヒロインは岩下志麻。1981年当時も美人であったとは思うものの、さてどうなのか・・・・。

悪霊島(テレビ)1991年10月 ※30年以上前なのね・・・・
コメディアンの片岡鶴太郎金田一耕助をやりはじめ、予想を覆して意外にはまっていることから好評を博しシリーズ化された。
1991の金田一耕助片岡鶴太郎
テレビでの2時間スペシャルであるため、枠に収まるよう配役の変更やシナリオの整理がなされているようだ。
本作でのヒロイン役は島田陽子。若き日の回想の場面では宮沢りえが演じているらしい。

悪霊島(テレビ)1999年3月 ※20年以上前なのね・・・・
金田一耕助役は古谷一行。テレビシリーズを終えてからずいぶん時間を置いてからのテレビスペシャルへの復活。
古谷一行金田一耕助シリーズのDVDはテレビシリーズは購入していたが、後期のテレビSP版は敬遠した。
私は古谷一行の若いころの金田一耕助が一番だと思っているので、年を召してからだと金田一耕助特有の不潔感や、好奇心旺盛でちょろちょろするところがイメージに合わないと感じている。
今回のテレビSPは主役こそ古谷一行であるものの、登場人物の整理・変更が大胆に行われていて、あらすじはかわらないものの、だいぶ調整がなされているらしい。
原作を読んだ限りでは、長期連載小説だけに、毎回読者をひきつけねばならないことや、ミスリードを誘うための(不要な?)伏線なども必要になってくるので、シナリオの整理は必要かと思う。
本作のヒロインは山本陽子

■ 3 ■ プロ野球

・各社から選手名鑑が出たが、まずは先行発売している週刊ベースボールの別冊から拝読。
各チームの戦力分析も毎年やろうと思いながらスルーしてしまうので、今年こそは!

・父親の実家には高校生ぐらいまでほぼ毎年夏休みに帰省していたが、大学進学・就職してからはほぼ近くを通ることもなくなった。
帰省した際は友人がいるわけでもないのでとにかくヒマで、鉄道の乗りつぶしをやる以外は、だれもいない近所の小学校でプラプラしたものだったが、その小学校を卒業し、地元中学校に進学した後、野球街道をつっぱしりプロ野球球団に所属している選手を名鑑で発見した。

(これはベースボールマガジン社の名鑑にのみ掲載されている情報で、後日購入した他社の名鑑では判明しなかった)
父親と実家が同郷であり、地元情報に詳しい母親に聞いてみたが「あそこの酒屋さんの子じゃないの」と返信があった。
地元からプロ野球選手を輩出したとなると、それなりの盛り上がりがあったのではないかと思うが・・・
高齢者人口が高く、グーグルマップで街並みを観てみてもだいぶ閑散としてしまっているので、お祭り騒ぎをする人自体少なくなっているのかも。

■ 4 ■ 草野球

2月20日に予定していたダブルヘッダーが、1週間のうち前日土曜日夜にだけ降った雨のために中止となりました。
ダブルの予定は3月9日ダブルに振り替え、今週27日は開幕戦の予定。
昨年はたった14試合しかできなかったので、今年は30試合を目標に活動予定。

■ 5 ■ その他

●コメットさん(1978)
全68話をレッド族3作だけでなく第1話から順番に観始めて現在26話・・・・
ドラマの規則性も見えてきたが、まず指摘したいのは主演・大場久美子について。

♯11ほんものはどっち
本話において仕事休みの日曜日、コメットさんは別段用事はなかったが、あらゆる人から次々と用事を押し付けられ、自分1人では解決できない状況に。
押し付けられた用事の中には「そんなの自分でやれよ」と思われるものが多く、コメットさんはおとめ座にいるお母さんに「もう1つ体が欲しい」ことを願って実現してしまう。
自分とそっくりなコメットさん2号が登場したことにより、すべてが自分と同じと思い込んでしまい、魔法のバトンも2号に渡してしまう。
しかし、この2号は「コメットさんが普段封じ込めている悪い自分」で、任された用事はすべて全く逆の結果にしてしまい、コメットさんに猛抗議が。
コメットさん1号の指示で元の1つの体に戻ることができず、お詫び会見に出た2号は「そんなのだれが謝るか」的な発言をして部屋を飛び出してしまう。
この話を見て思ったが・・・・
コメットさんに主演して大場久美子知名度が飛躍的にあがり、ブロマイドが爆発的に売れたという。
この話に登場した意地悪なコメットさん2号は、おなじく大場久美子が演じている。
態度や言動は日頃見ているコメットさん1号とは正反対。とても好感が持てたものではない。
本作におけるコメットさんは、居候している沢野家の家事手伝いが主な仕事。
家のご主人である五十嵐喜芳声楽家、仕事で出かけることも多いが、自宅で音楽教室も開いている。
夫人である真屋順子は自宅で歯科医院を開業しており、これまた忙しい。
まじめでよく働き、家事全般がきちんとできるコメットさんは、重宝されかつ大切にされている。
性格も控えめで人にやさしく、街の人からも慕われている。
この役を大場久美子が演じたことにより相応効果が生じ、本作が名作になったのではないだろうか。
キャラの設定と大場久美子の容姿が見事に一致、今日もコメットさんは人気者・・・・・

#6シンデレラのお見合い
コメットさんは地球に「大切なもの」を探しに来ている。
それが「愛」だということに気が付くのだが・・・・
1話完結型の30分番組であるため、1つのパターンとしてコメットさんが愛を探すシーンはほぼカットされていて、番組冒頭で「すでに誰か(主にその話のゲスト男優)と付き合っていること」が多い。
もしくはこの話のように、冒頭にゲスト男優が登場し、すぐに付き合い始めるというパターン。
この話のゲスト俳優は神敬介。
コメットさんとお近づきになりたくて歯科医に歯石をとりにきたら、歯科医の先生、お隣の木内みどりまで浮足だし大騒ぎに。
どこに住んでいるのだろうと疑問が沸き上がった時に、医者だから知りえる患者様の大切な個人情報を奥様(真屋順子)がみんなに開陳。
コメットさん、木内みどりらが神敬介宅の近所をウロウロ・・・

#12お母さんはどこ?
コメットさんの魔性ぶりは年齢差に関係なく拡大していく。
本話のゲスト男優は倉石功。スクールウオーズの相模一校ラグビー部監督である。
この話では倉石功はバツイチで子供もいるが、コメットさんの魅力にひかれてしまい、結婚を申し込むところまで進展。
コメットさんも倉石功を慕っているが「本物の愛でないこと」に気づき、結果的に結婚話はなかったことに。

#26星に願いを
恋多きコメットさんは、今回登場する立花直樹(ジャンボークA、カゲスター)に恋をしてしまう。
立花直樹は天体観測部の支部長で、この部に入ったことが恋の始まり。
沢野家の長男・準平(小学生)も同じく天体観測部の清水みゆきにあこがれて入部。
無敵のコメットさんに敗北の日がこようとは・・・

続きはまた書きます。