第1254話 さらばウルトラマン

*[その他]

#1254 さらばウルトラマン

■ 1 ■ ゲーム

●あつもり
昨年誕生日で第2王子にプレゼントした「あつもり」。
いまだ第2王子のあつもり熱が冷めることなく、したがって資源の補給基地である「わが島」も休むことなく開発にはげまなければならない状況にある。
貝殻拾い~化石発掘~ATMでマイルボーナス受領~かっぺいの島で資源荒稼ぎ~パニーの島で美術品のニセモノ購入~自分の島で海の幸とりまくり
のルーティンが基本で、マイルボーナスプラスの内容によりアクションを変更する。
第2王子もルーティンでお金をためているようだが、「タヌ吉」を物腰は柔らかだが、相当な守銭奴であることを見抜いており、タヌ吉に対するコメントが辛辣。

■ 2 ■ 読書

●日本古代文学入門(※4冊目)三浦佑之 角川ソフィア文庫
筆者の古事記本はよく買って読んだが、てっきり古事記専門かと思っていた。
本書にあるように古代文学全般に精通しており、本書はテーマ別に各書から引用と解説を行っている。
日本霊異記古事記日本書紀が多めだが、解説がしっかりしているため、入門書と言いながらの重厚さとページ数で、読破までに時間がかかった。
しかしその内容は十分満足できるもので、読みやすさはピカイチ。
三浦佑之氏の本は別に1冊買ってあるので、そちらも楽しみになってきた。

悪霊島(上)(※5冊目)
映像化されているが、版権などの問題でソフト化されないこの作品。
かなり昔入院しているときに一度読んだきりで、ストーリーも忘れてしまったため再購入。
寝る前にちょびちょび読んでいたが一向に進まないため、通勤時に読み始めたらあっというまに上巻が終わった。

●源平の怨霊 高田崇史 講談社文庫新刊
悪霊島の次に読む予定。

●装飾古墳ガイドブック
九州の装飾古墳をガイドする専門書!
2500円したが、こんなのが欲しいと思っていた待望の書。
先輩のKさんにも早速お勧めし、コロナ明けに行きたい九州装飾古墳ツアーの「心の準備」。

プロ野球選手名鑑 各社から発売。
かつては週刊ベースボールの選手名鑑号発売から2週間経過してから各社ガイドブックの発売となっていたが、ここ最近は1週間。
今日本屋で観た限りでは、年々売り上げが落ちているのか、それとも刷ったわりには芳しくないのか、名鑑発行出版社数がここ数年減少しており、今年にいたってはあきらかに「刷っていない」。
特に大判サイズの名鑑が激減している。
観戦にはポケットサイズが適しているが、字が小さいんだよなあ。

■ 3 ■ その他

アマゾンプライム
・コメットさん(大場久美子主演版。1978年)登場!
本放送時にも視聴していた覚えがあるが、当時の大場久美子は芸能界の悪い部分にまみれてしまう前なのでとてもかわいい。
さっそく第1話から順番に視聴を始めたが、番組は好評だったためか全68話と1年以上の放送。
先輩のKさんに「コメットさん」をみつけたことを連絡すると「レッド族3作だけ観れいいじゃん」との回答。
レッド族3作とは、ウルトラセブン、タロウ、レオの3作のことで、コメットさんには各1回ずつゲスト出演する。
こんな情報が即答で帰ってくること自体、すごいんだけども。

#17 わたしの親友ウルトラセブン
物語冒頭でセブンが登場してそれでおしまいかと思ったら、後半いいところで親友が助けてくれた。
「口だけの親友」で自分の都合の悪いことはコメットさんに押し付けるという冒頭のシーンから、親友とはどういう関係なのかがストーリーに盛り込まれている。
セブン抜きでもいい話だと思う。
セブン人間体(森次晃嗣)は出演せず。

#43 初恋の人ウルトラマン
おとめ座からやってきた宇宙人のコメットさん。
すでにウルトラマンタロウとは顔見知りで、しかも初恋の人。
ずっと会うことがなかったが、地球で再会する。
タロウは人間体で普通のサラリーマンとして生活しているが、地球で生活を続けるためには変身をしてはいけないというシバリがある。
コメットさんとの再会はタロウも喜んでおり、タロウの住んでいるアパートで共同生活がはじまる。
タロウが宇宙で助けたという子供も同居していて、新婚さながらの生活ぶり。
しかし、同居している子供が病気になり、子供を助けるためにはタロウが変身して子供を生まれた星に連れて行かなければならなかった。
タロウは地球を去ることに・・・・
ウルトラマンタロウの人間体を演じた篠田三郎は登場せず、代役を演じたのはマッハバロンの嵐田陽!!)

#63 ウルトラマンと怪獣アカゴン
コメットさんが居候している家の子供が怪獣に。
魔法も効かない状況の中、コメットさんが助けを求めるのは#43でコメットさんが地球から追放したウルトラマンタロウ
しかしタロウは現れない。
そんな時、空にウルトラサインが現れ、直後に「タロウに頼まれた」おおとりゲン(真夏竜)が登場。
レオも人間体で生活しており、故郷であるL77星を失ったレオにとって地球が唯一の住処であることをコメットさんに説明。
そして一度変身をしてしまうと地球を去ることになってしまうことも・・・
しかし怪獣を元に戻すには、怪獣を大気圏外に連れ出す必要がある。
自分が宇宙人であることを明かし、みんなの前で最後の魔法を使うことを決意するコメットさん。
そのときおおとりゲンが現れ・・・
コメットさんに代わってレオが万事解決させたものの、地球に存在する最後のウルトラマンが地球を去ることになってしまい、地球が宇宙からの脅威に耐えられない状況に。
そして地球を無防備状態にしてしまったコメットさんは最終話(#68)で無責任にも母親と一緒におとめ座へ帰ってしまう。
ああ、魔性の女、大場久美子

大場久美子は調べてみると1960年生まれとのこと。
現在は還暦を迎えており、おばあさんといえる年齢。
コメットさんの後に榊原郁恵ちゃんと共演のドラマに主演役(大場久美子:地球人、榊原郁恵:宇宙人)で出演するが、榊原郁恵が戦隊シリーズのゼンカイジャーに主人公の祖母役で出ているのだから否定はできまい。
コメットさん出演時は18歳だったようだ。
第1話からの序盤ではまだ子供っぽさが抜け切れていないが、後半になると化粧も体つきもだいぶ変わっている。
コメットさんにはほかに欽ちゃんファミリーの一員として後年出演するお母さん役の女優、隣の嫌味なおばさん木内みどりらが出演しており、ゲスト出演者も豪華。
第1話で記憶喪失で生活もままならない女の子(宇宙から来たコメットさん)を助けるのはデンカ(小野寺昭)。
刑事犬カール(1977~78年 TBS)もときおりゲスト出演。
TBSなのでウルトラマンとの共演も問題なかったのだろう。
いかにもTBSのホームドラマっぽい番組で、久々にこの番組を視聴したがほのぼのしていて現在にないドラマだなと思った。