第千100話 プロ野球観戦2回目+高校最後の夏

■ 1 ■ プロ野球

野球観戦2回目

東京ドームの楽天主催試合。

M000 100 010=2
E110 100 010=4

西野〜藤岡〜酒居
辛島〜ハーマン〜福山〜松井
大嶺翔1号 嶋2号

西野と辛島は投げてみないとわからない投手。
辛島はストライク先行で開幕から調子の上がらないロッテ打線を相手に調子を上げ7回1失点。
西野は序盤から3塁に走者を置くものの、追加点を許さない我慢の投球。
3回まさかの2番大嶺のソロで1点差に追いついたが、すぐさま反撃され点差は縮まらず。
8回ハーマンがもたついたが、福山が締め、その直後に嶋のソロが出た。
松井は余裕を持って登板、3者連続三振でセーブ。

楽天は序盤から西野を打ち込み、早々にKOできるチャンスはあったが取り逃した。
3番ウイーラー4番アマダーが打線の穴だったが、ウイーラーが上昇気配。
今江が打線に戻り、島内・岡島も好調をキープ。銀次がセカンドに入り、V戦士藤田が控えというぜいたくぶり。
西野を崩せなかった打線のつながりに弱点が見えたので、近いうちに打線の組み換え(アマダー降格)岡島1番茂木3番もあるかもしれない。
まだシーズンは始まったばかり。
交流戦でスッタモンダがあるのは当たり前。強い楽天を観れてよかったが、春先だけなのかどうか。

■ 2 ■ その他

(ネタバレ)








グランドジャンプ連載第2回。
コージィ城倉が執筆すると聞いて、「砂漠の野球部」を思い出し、谷口、丸井、倉橋、松川らがみんなあの絵柄になってしまうのかと思ったが、さすがに絵柄は先代を踏襲しており、むしろここまでよく似せて書いたというレベル。
プレイボールの続編として違和感なく読むことができた。
(第1話でOB田所が谷口の家に電気器具の修理に来るが、テレビの調子を見た際にピンクレディーのサウスポーがかかっていた)

高校3年の夏。キャプテン谷口にとっては高校生活最後の甲子園挑戦となるが、弱小野球部にとって投手は何よりの宝。
キャプテン谷口、2年生松川の2枚では到底足りない。
そこで谷口は新一年生から有望株であるイガラシと井口に第3の投手構想を抱くものの、倉橋と意見が対立。

谷口・倉橋の見解に対する個人的感想。
剛球派の井口は大物感があるが、性格にムラがありまだまだ子供。
夏の大会に間に合わせるのは難しいので、小柄で球質は軽いが百戦錬磨のイガラシを第3の先発にするという案には賛成。
イッパツ勝負の高校野球にムラッケがある井口はまだデビューが早いと思う。
ま、まだどうなるかわからんけどね。
大甲子園ぐらいの大作高校3年生編になってくれることを願うばかりです。