●せんしゃみち
・新たに登場した戦車のユニットを撮影。

◎4号戦車D型とF2型(写真左側上・下)

・4号戦車A〜C型は試作・増加試作型の色合いが強く、設計も試行錯誤している。
・本格的な量産型はD型から。24口径75ミリ主砲。
・E型はD型をベースに装甲増加がなされている(30ミリ→50ミリ)。
D型でも基本30ミリに30ミリの増加装甲を重ねて60ミリに改造された型があるが、1枚装甲の50ミリの方が防御力が高い。
・F型。装甲強化に伴い重量が増し、車体を新設計した型。43口径75ミリに主砲を換装したものがF2型。長砲身型と区別するため短砲身のF型はF1型とされた。
・番組内にあるように新しい主砲が見つかったからといって置き換えて済むものではない。
・G型はもともと43口径75ミリを装備することを前提としていたが、F型で43口径に換装された型がでたので、大差なくなってしまった。
G型でも後期型になると48口径の75ミリ砲を装備。
・H型は4号戦車の最終発展型。48口径75ミリ砲を装備し、装甲は80ミリ。シェルツェン(対戦車兵器防御用の薄い装甲板)も標準装備。
・J型はH型の簡易生産型で、生産を簡易化するために各所に簡略化がなされている。
砲塔旋回用の補助モーターの廃止+燃料タンクの増加→走行距離は長くなったが、砲塔旋回速度が落ち、兵に不評であった。
シェルツェンの簡易化→H型では5ミリ〜8ミリ装甲板だったが、金網に変更。などなど。

◎B−1bis(仏)写真右側・上
・緒戦で負けてしまったため、せっかくの重戦車ぶりも発揮することができず。
・75ミリ砲と47ミリ砲を搭載。設計が古いなあ。

◎6号戦車E型(タイガー戦車)写真右側・下
・88ミリ長砲身砲搭載

◎M4シャーマン戦車各種

・M4(75ミリ砲装備。溶接車体)
・M4A1(M4と同型だが車体が鋳造。ゆくゆくは76ミリ搭載))
・M4(105ミリ榴弾砲搭載)
・M4A2(GM社の液冷エンジン搭載。海兵隊のほかは他国へ供与。ゆくゆくは76ミリ搭載)
・M4A3(フォード社の液冷エンジン搭載。ゆくゆくは76ミリ搭載)
・M4A3(105ミリ榴弾砲搭載)
・M4A3E2(ジャンボ)最大177ミリ装甲。
・M4A3E8(76ミリ)イージーエイト。A3の派生型のひとつだが詳細は不明。朝鮮戦争に投入された。
ファイアフライ アメリカからイギリスに供与されたシャーマン戦車に、17ポンド砲を搭載した型。

◎T34/76 T34/85 KV2 JSU2

・T34 76ミリ砲
・T34 85ミリ砲
・KV2 重戦車。152ミリ砲を搭載し、正面装甲は100ミリ。砲塔がとにかくデカイのが特徴。
・JSU2 通称スターリン戦車。重戦車というとドイツの専門分野のように思えるが、ソ連もいろいろ作っている。