高田崇の新シリーズ「カンナ第1巻飛鳥降臨」の文庫が発売された。
高田崇史といえば「QED」シリーズが昨年末に完結したばかりなのだが(諏訪〜出雲〜伊勢神宮で完結。期待感大だが文庫になるまで待機)、今回の新シリーズも実はすでに起動していてノベルズでは8巻まで発行されている。
この新シリーズは殺人あり、キャラ設定独特、でQEDシリーズの流れは組んでいると思うのだが、いかんせん話が薄っぺらい。
シリーズ化することを前提にしているためか、出し惜しみがみえみえで1巻あたりの内容がQEDにくらべて薄っぺらくなっているのだ。
本作は古代史の根幹いなす部分に抵触しているので興味深く読めたが、今後はどうなることやら・・・・。
手にとって即レジに持っていった割には2日であっさり読めたし、なんか残念。