●ベースボールレコードブック2011

例年であれば12月中旬から下旬にかけて発売されるため、週刊ベースボール記録集計号より早く発売されることはなかったのだが、今年はなぜか週べに先駆けて発売。
早速レジへもっていったが、帰宅後中を見てみると・・・・・落丁か!!と思わせる大いなる編集方針の転換があった。
これまでレコードブックの内容についてはおおまかに下記のような順番になっていた。

1.各球団の総括(1球団2ページ程度)
2.1年間のできごと(大体昨年12月から今年の11月まで)
  記録の達成やトレードなどオフシーズンの動向も含めて細かく記載。
3.記録
  2の項目と重複することもあるが、シーズン中の記録について解説。
4.セ・パ両リーグの公式戦スコア
5.イースタン・ウエスタンの試合スコア
6.支配下登録されている選手の個別記録
  初出場から引退まで年度別に各選手の記録を記載。
7.打撃・投手の各タイトルについて年度別に選手名・記録を記載
  打撃三冠だけでなく、最多二塁打や三振などもあり。

特に1−3は全体に占めるページのウエイトは大きくはなかったが、読み応えがありプロ野球の1年を振り返るという意味では非常に存在意義が大きかった。
しかし・・・・今回のレコードブックはいきなり4の公式戦スコアからスタート。1−3が完全に欠落。
つまり今回のレコードブックは、完全な数字の羅列でしかなく、1年を振り返るという意味合いがまったくなくなってしまった。
レコードブックは1990年度版より購入してきたが、このたびの編集方針の転換には納得がいかず、記録集としての価値が大幅に下がったと感じている。
本を購入して腹が立ったことは滅多にないが、今回のベースボールマガジン社の仕打ちにはさすがに何かが切れた。

あまりにも納得がいかないため、編集方針の展開について説明を求める文書を出そうと思っている。
メールだと切実さが伝わらず、読み捨てられる恐れがあるため文書で送ることにした。

この手の文書をホントに送ろうと思ったのは、中学生のときスタークエストの文句をツクダホビーに送りつけて以来になる。