マカロニほうれん荘(チャンピオンコミックス版 1〜7・9巻+マカロニ2)

 少年チャンピオン全盛時に連載されていた鴨川つばめのドタバタギャグ漫画。
 いつも帰りによる本屋で以前見かけたが、そのときも全巻そろっていなかったので購入を見送った。
 すぐに棚からなくなってしまったので売れてしまった様子、次回入荷もわからないまま気にすることなく時間が過ぎていった。
 そして先日。前回とほぼ同じ場所で「マカロニほうれん荘」発見!
 8巻のみがかけている状況であり、購入するべきか否かその棚の前を2−3往復して検討。
 次この本に巡り会えることはあるのかどうかをよく考えて、全部まとめて購入するという結論に至った。

 レジにドサッとおくと手際のよい女性店員が会計手続きに着手。
 コミックス9巻+1巻で10冊なければならないはずなのに、レジの会計は9冊分。
 おかしいなと気づいた店員はコミックスを再確認、8巻が欠けていることを含めて「巻数はこれでよろしいですか?」と聞いてきた。
 「ほんとは全部ほしいんですがそこだけ欠けてたんです」
 もちろんこの答えを見つけ出すまでに漫画10冊を抱えながら周辺の本棚を全部みてみたし、検索機で在庫状況も確認した。
 文庫コーナーに行って漫画文庫でマカロニがそろっているかどうかも確認した。
 レジにたどり着くまでにゆうに15分近くかかっているのだ。

 みため30後半の背広着た男がマカロニほうれん荘のコミックスを小脇にかかえて15分も店内でウロウロ。
 職場の近くの本屋だっただけに、今思えばヒヤアセものだった。

 現在1巻から読み始めているが、コマワリが小さく流し読みもできないので進みは遅い。
 (コマとコマのつながりも漫画の展開上かなりアヤフヤではあるが・・・)
 きんどーさん・トシちゃんの変幻自在ぶりと作者の才能が恐ろしい。
 確かにこんな漫画は長く書き続けることは無理だろうね。