○ドカベンDVD(第2巻・神奈川予選)※第1巻は甲子園準決勝・決勝編
・漫画と違い話の展開が速くスピーディな分、原作漫画の随所にある見せ場があまりクローズアップされていない。
声優はみなピタリで違和感のある人がいないので、漫画は漫画、アニメはアニメでそれぞれのよさを楽しむべきなのだろう。
・総じて岩鬼が目立っており、ボケの岩鬼・ツッコミの殿馬の図式も面白い。
・明訓高校野球部はまだ創生期で、ポジションや起用法にまだ手探りの状態が見える。
岩鬼がレフトを守り、ギャグとは言え「大振り」の「クソレフト事件」以下の守備を見せる。
4番土井垣の前後(3番5番)に入る打者が作品の中でレギュラー定着せず、ただひたすら三振を繰り返すだけ。
映像を見ている限りではバットを一度も振らずに三振、天を仰いで悔しがる表情を見せるが、アクビをしているようにも見える。
・東海高校との対決前に雲竜の猛打ピッチャー返しを避けつつボールをキャッチする練習をする里中と山田。
練習に途中参加した岩鬼は体格を生かしてボールを体でキャッチ。
しかし現1年生である山田・岩鬼・殿馬・里中らの先輩であり、エースである大川はこの練習に参加せず。
その罰なのか白新戦後〜東海高校との対決前までは岩鬼が投げ(いずれも完投)東海高校戦は里中が先発。
大川の出番はまるでなくなってしまった。退部したのかもしれないが、その時期がいつごろなのか、推測できる場面もない。
・殿馬の声優は肝付兼太(ドラえもんのスネ夫)。
よく聴くとスネ夫とほとんど変わりがない声にもかかわらず、殿馬としての役(声)にピタリはまっている。