十津川警部シリーズの視聴。

五能線の女(47)

・捜査1課の刑事だった東幹久が探偵家業へ転身。いきなりおいしい話が転がり込んできて事件に巻き込まれる。
仕掛人がすぐにいなくなってしまうため、真犯人までどうやってたどりつくのかという疑問を視聴者にいだかせる。なかなかいい展開。
五能線を走る「リゾートしらかみ」の蜃気楼ダイヤ、いまはもうないらしいのだが非常に斬新なダイヤ。国鉄時代にはとても考えられない。
・伊藤かずえ登場。この人もあんまり老けないな。戦隊モノや教育番組などに出演して色々苦労してるみたいだけど。

●伊豆の海に消えた女(54)

・事件は早々に解決。この展開は新しい。
・複数の名義貸しが横行するが、事件との関連を考えると話の展開は奇跡的な確率ではないだろうか。
・シリーズ52作目から久保田刑事役で伴杏里が出演、たしか伴大介の娘だったと思うが、wikiなどをみても書いてないなあ。

◎遺品の声を聴く男2

奥田瑛二主演。ジェニーサービスという遺品整理業に従事。
・遺品を物理的に片付けるだけでなく、遺族の心の整理までをフォローしてしまうので殺人事件によく巻き込まれる。
・「遺品」から得られる情報をもとに警察以上に事件に深入り。行き過ぎともいえるフォローもどうかと思うが、話の展開上最後は大団円。

十津川警部シリーズを観た後に「遺品整理屋」の話を見てしまうと、十津川警部ドラマ内で発生した事件の後始末を奥田瑛二がやっているのではないかと錯覚を起こさせる。