講談社の「謎004 京極夏彦・選」(ミステリーアンソロジー)を読み終え、本屋にぶらりと立ちよって物色。
色々迷ったが、過去の経験から絞り込んで山崎豊子の「不毛地帯」を購入。
ドラマ化されるので平積みになっていた。
山崎豊子は中学の時にNHK大河ドラマ「山河燃ゆ」の原作「二つの祖国」を読みはじめたのがきっかけ。
綿密な調査に基づいて書かれた作品を書く人というイメージをもち、成人してから本格的に読みはじめた。
白い巨塔、華麗なる一族、沈まぬ太陽・・・この人の本は腰をすえて読む必要がある作品ばかりなので、本を買うときにもある程度の覚悟が必要。
読む本が手許にないのでフラッと本屋によって買った本にはいくつか傾向があり、結局大半が完読せず処分になっている。
・星新一、松本清張、西村京太郎(トラベルシリーズ)
過去に一度買ったこと、読んだことがあった本をまた買ってしまうケース。
・表題をみて買った学術(奈良京都、古代史物)もの
途中で興味が薄れて頓挫するか、イメージした内容と違うことがわかって頓挫
・すんなり読めるエッセイなど
読み終わった後に処分
今回も色々悩んだが、結局過去の失敗を繰り返さぬよう、少し気合をいれてレジに不毛地帯を持っていった。
電車で移動中に読んでいるが、やはりとまらなくなる作品。