●歴史を考えるヒント(新潮文庫 網野善彦
読了。これまでに網野さんの本は何冊か買ったが(日本の歴史を読み直す、東西で見る日本の歴史)いずれも中断。
この歴史を考えるヒントを読んで、網野さんの歴史に対する考え方(考え方の角度といったほうが適切かな)がわかったので、中断中の2冊もようやく理解できそうな気がする。

●ドイツ空軍全史
自宅で読み始め。2度と手に入らない可能性が高いことを考えると読み終わる前に持って外出することは避けたくなる。
ドイツ側から見た米英との航空消耗戦。

●ドイツ本土戦略爆撃
通勤時に読み始め。こちらの本はドイツを爆撃する米英側から見た本。
ドイツ空軍史と同時に買った本だが、双方からヨーロッパ空戦史を確認することができそうだ。
この本はまだ100ページほど読んだだけだが、米英の爆撃機に関する説明がなされていて、爆撃機の分野については本棚を見ても文献がほとんどないことを考えると、なかなか貴重ではないかと思う。
第2次大戦中の爆撃機に関する資料となると、押し入れに入れてあるホビージャパンの「エアフォース」(アバンロンヒルのヨーロッパ上空の戦いと続編ドーントレスをライセンス生産、1パックに収めたゲーム)のデータカードが一番詳しい資料かなあ。