先日、スローネ製作のために過去に購入した道具の総点検を行った結果、ニッパーがないという結論に達した。
しかし、あれだけ無駄なものを購入していて必須ともいえるニッパーを購入していないのはおかしいと思いつつ、100円ショップでニッパーを購入したあとにもう一度道具を点検してみた。
ニッパーはみつからなかったが、タミヤ製のニッパーの商品型紙の一部がでてきた。
この型紙の出現によりニッパーは購入済みであることが確定、あとはその現物がどこにあるかという問題になった。
思い当たるフシがないため、押入れの中を総点検しなければならないのかとゲンナリしたが、とつぜん頭にひらめくものがあり、以前購入したEXS−Gの箱を開けてみると、タミヤ製ニッパーが底のほうにありました!

ついでにEXS−Gの製作状況を確認したところ、腕部・脚部はほぼ完成していたが、組んだ後にパーツをはずしたりしたため、パーツ接合部の凸部が一部折れていることがわかった。
脚部と腕部を組み上げて一応部分完成にはなったが、塗装を試みたあとがあり、ちょっとみっともないできになっていた。
EXS−Gとスローネのパーツ内容を比較すると・・・

スローネツヴァイ(2008年3月発売)
EXS−GUNDAM(2002年4月発売)

実に6年の開きがあるが、この間のプラモの進化もまた著しい。
EXSの発売時点で接着剤不要であることはすでに標準化されており、間接部のポリキャップ化も同様。
パーツ接合部の凸部分が細くて小さいパーツがあるEXSに比べて、スローネは接合部の凸部分が折れるようなパーツは見当たらず、部品数もかなり整理されていて作りやすい。
(純粋にカスタム化されたガンダムに強化パーツがゴテゴテついたEXSは1/144HGシリーズの中でも難易度が高いのは明らか。パーツ数はスローネの1.5倍はあるだろう)

またスローネではクリアパーツもあり、細かい微妙な部分は完全にシールで対応。
最近デザインされているガンダム系の頭部は小型化しており、スローネの頭部も例外なく小さい。
フェイス部分はシールの複数貼りが必要であるが、シール自体も貼りやすいようにつとめて大きくしようというメーカーの配慮が伺える。
反面、EXSではメインカメラ部分のシール貼りは必要だが、シール自体小さいのでピンセットでもうまくいくがどうか微妙。
EXSで残念なのは、頭部インコム部分(赤)とアンテナ(黄)+サブカメラ(黄)のパーツが別々になっている関係もあり、本来赤であるべきインコムと一体成型になっているサブカメラ部分がしかたなく黄色。
ドラゴンボール天津飯でいう三白眼の位置にある、ガンダムのフェイス部分の中でも非常に目立つ部分が正しい色にならないというのは大きなマイナス。
この部分の塗装にはテクニックが必要であり(パーツが小さいし、サブカメラ部分は蛍光緑)初心者には手出しをしないほうが無難。

どちらもまだ完成していないのでなんともいえないが、スローネは実に作りやすいということだけは断言できる。
(EXSが単に上級用なだけかな?)
先の話になるが、スローネ完成後はOOの2NDシーズンのガンダム系MSに挑戦してみよう。
アルケーはツヴァイの発展系だから回避)