●以前購入した岩波新書「浮世絵」、カラーで綺麗なのだが内容はやはり読みにくい。
簡単な知識を補完して取りかかろうと思い、過去に読んだ高橋克彦「浮世絵シリーズ」の中から、一番読みやすい短編集「歌麿殺贋事件」を選択。
一番初めに読んだのは先輩のKさんに借りて読んだ時で、今から10年くらい前。その後数年して自分で買って読んだから、今回で都合3回目。
あっさりと読みきれるからスジが頭に残りにくいのか、それとも単に年齢のためなのか、読みはじめてもほとんど過去の記憶が戻らず、新鮮なまま読破。
やはりおもしろいなあと思ったが、浮世絵の知識はほとんど補完されず。
講談社文庫で高橋克彦が「浮世絵解説本」を出していることは知っているが、本屋にない。アマゾンで探してみるかなあ。

●清張長編・歪んだ複写
以前読んだような気もするし、読んでいないような気もする。ギャンブルだったが単行本「鉄子の旅+」1冊を買うのは寂しかったので追加購入。
「点と線」で活躍した鳥飼刑事・三原警部補コンビ(数年前に放送したTVスペシャルではビートたけし高橋克彦が演じた)がアリバイ崩しに挑む「時間の習俗」を買おうと思ったが、過去に読んだことが確実であらすじをみただけでなんとなくスジを思いだしたので見送り。