先週の土日に山形に行ってきました。
定期で渋谷まで出て、渋谷から埼京線で大宮へ行き、そこから新幹線で山形まで。
大宮発930頃のつばさに乗る心積もりでいたにもかかわらず、眼が覚めたのは830。
前の日自宅でサワー+ホッピー+焼酎を飲みすぎてしまったようで、頭も若干痛い。
とにかく家を出なければと着替えとお土産をもって出発。
渋谷で切符を購入したが、指定席は全滅なので自由席特急券を購入。嫌な予感がしたが、いまはとにかく大宮へ急ぐしかない。
予定より1時間あとの「つばさ」に乗ることになったが、大宮駅ではすでに行列ができており、到着した「つばさ」は満員状態。
ドア横でずっと立っていたが、中の様子を伺いにいくともとのドア横のポジションがふさがってしまうので動くに動けない。
福島を過ぎても降りる人より乗る人の方が多いので席が空く気配もない。
福島以降、米沢・赤湯・・と停車していったが、強風のため前の「つばさ」が遅れた影響で20分ほど遅れている。
山形に1330頃到着、二日酔い?で3時間立ちっぱなしは辛かった。
先輩Hさんと合流し、寿司屋で昼食。
山形は周囲が山なので海産物が取れないため、仙台ほかから集めてくるしかない。
肉は米沢牛が有名だけど毎日食べられるようなものではないので、根菜類が主となるらしい。
また、企業の大規模工場などがないので人が少なく見え、車の数も少なくて街全体がゆったりしている。
なんでも歩行者もほとんど信号無視しないらしい。
若い人は仙台までバスかJR仙山線で1時間ほどなので、皆そちらに行ってしまうとのこと。

昼食後、蔵王の温泉へ移動。
山を登って温泉地まで来るとそこは蔵王スキー場の目の前。
蔵王スキー場は学生の頃、スキー初心者時代に来たことがあり、リフト・ゴンドラなど記憶に残っていた。
樹氷が有名なので山の頂上まで上ってみたが、昨晩の雨ですっかり雪が流されてしまったとのこと。
気温はマイナス3度。風と雪で10メートル先も見えない状況の中、山頂標識前で写真撮影。
手と耳がすぐに痛くなり、暖房用に買ったホットコーヒーがあっという間にアイスコーヒーになった。
(ゴンドラ代が2500円なので家族ではなかなかこれないらしい)
山を降りた後に温泉に浸かる。硫黄臭が少しあって湯は白濁としている。
外が寒かったので浸かるときはとても熱いと感じたが、慣れてくると温度はむしろぬるめの40℃くらいであることがわかる。
温泉を出た後、山を降りて暗くなるまで時間調整。
暗くなってからHさんいきつけの呑み屋へ移動。駅前の「大八」という呑み屋。東京にあればちょくちょく行きたくなるような店。
マスターがマイペースなので混んでいるときはなかなか料理が出て来ないらしいが、すいていたので比較的早くオーダーが通った。
焼酎をボトル1本開けてからHさん宅へ移動し、山形の日本酒と、焼酎で呑み継続。
さすがに大声で騒ぐことは出来ないので、言葉少なめに迷惑にならぬよう会話。

眼が覚めるとちょうど600。体内時計に感謝したいが、まだ眠いのと若干二日酔いなので寝なおし。
朝食後、土産を買うために酒屋と酒造へ移動。
「男山酒造」有名なので現地に行ってみたが、日曜日はお休みの様子。HPで調べて酒造見学もしたいなと思っていたのに・・・。
2号にメールで連絡すると、男山酒造は北海道・旭川だとか。じゃあここはいったい何なんだ?

お土産を購入後、仙山線で山寺へ移動。電車で20分ほどだが、山間の中へ入って行くので市内とは随分雰囲気が違う。
駅前から見える山の上の方にちょこんと何かが見える。そこが山寺(正式には天台宗立石寺)。
境内に入って拝観料(?)を払って進みはじめると、とにかく階段だらけ。雪も解けておらず凍っているので非常に危険。
20分程度で入口である仁王門までたどり着いたが、かなり疲れた。
仁王門から上が寺にあたる。かつては12の寺が混在していたが、現在は整理されて4つになっているとか。
標高は890メートル、入口からの階段は900段になるらしい。
上からの景観はすばらしかったが、上り下りはさすがに辛い。
山寺で昼食。山形名物の芋煮・そば・玉こんにゃくとビール。ビールは美味かった。上る前に呑んでたら転落していた。
山寺から市内へ戻り、新幹線の時間まで若干の余裕があるので土産物を買って、駅前の蕎麦屋で地酒を2合ほど呑む。
思えばずっと呑みっぱなし。
帰りの新幹線は山形始発。指定席は全滅だったが、自由席は1人分の席が確保でき最悪の事態は回避できた。