第三帝国興亡記Ⅱ

1943年春。ソ連を攻略したと思えば今度はアメリカ軍の参戦は6月頃なので、すぐさまそちらの準備に取り掛からなければならない。
まずはノルマンディに滞在しているイギリス軍の駆逐からスタート。
航空機の生産が間に合わないのはもう仕方ないので、とにかく1軍団あたりの航空機の配備機数を削減してでも軍団を早急に再整備。

●ノルマンディ攻略部隊=主力3軍団(9師団)
次期主力戦車のパンサー(パンテル)の開発に成功はしたものの、量産体勢に入るのはこれから。
ソ連攻略時に奪い取ったT−34/76とKV−Ⅰを高レベル指揮官(ロンメルLv20)に配備し、パンサーができるまでのつなぎとする。
その他倉庫に眠っているⅣ号戦車中期型、Ⅳ号突撃砲、とっくに生産を終了しているものの在庫はたっぷり余っているⅢ号突撃砲短砲身まで配備。
2方面からの連続攻撃でノルマンディを奪回し、イギリス軍はとりあえず駆逐した。
対イギリス戦は各部隊にいきわたりつつあるFw190でもスピット・ハリケーン・P−40を完全に駆逐することができず、制空権の奪取率はおおむね40〜60%程度。
このため、敵の航空攻撃で装甲師団と歩兵部隊が各1部隊づつ確実に損耗する。

アメリカ軍上陸
ノルマンディを奪還する前にアメリカ軍が東カレリア(モスクワの北方)から上陸。
ソ連領の防衛隊として6軍団(12師団)を編成してモスクワ近隣に配置していたので、この軍団で上陸してきたアメリカ軍を攻撃。
ノルマンディ奪還とほぼ同じタイミングでアメリカ軍の掃討戦を行ったが、案の定制空権は完全にとれないため苦戦をしいられる。
東カレリアからフィンランドへ追いやり、再攻撃のための軍団の再編成中に無人レニングラードを占領される。
レニングラードは袋小路のようなものだから、攻めるのは簡単。とりあえずアメリカ軍をフィンランドに押し込めて、イギリス軍の本拠地ロンドン攻略の準備を始めるとしよう。

●Me262の完成と爆撃合戦
ジェット戦闘機Me262の開発成功に伴い、これから戦闘機を全面的に刷新する。
ロンドンの空襲を本格的に開始したが、仕返しとばかりにイギリスとアメリカの爆撃がそれぞれ1回づつドイツ本土を襲うので、本国の生産ラインはほとんどあてにならない状況に。

●新兵器開発
資金に余裕ができたので新兵器の開発に資金投入。
Ⅳ号戦車後期型、ヘッツァー(小型の対戦車用車両だが75ミリ長砲身砲を搭載)150ミリ榴弾砲装備のフンメルが生産可能となる。
しかし・・・・・タイガー戦車は一体どうやったらできるようになるのやら。
(タイガーⅡ・キングタイガーの車体開発が現段階で可能となっているが・・・88ミリ砲の開発が遅すぎたかな?)